今日は、木登りに挑戦した。
家を建築予定の土地の北側に、大きな松の木があるのだが、こいつがあることで、松山と瀬戸内海の景色が見えんのだ。
そこで、木を切ってしまうのではなく、下の方の枝を落とすことにしたのだ。
そんなわけで、まずは、登ってみることにした。
使う道具は、コイツ。
これを足にはめて、爪を食い込ませて登っていく。
「こんなんで、大丈夫なのか?」と、思ったけど、意外としっかり木に食い込む。
それよりも、かなり、鍛えていない筋肉を使う。
ハシゴを上るのと違って、足をがに股に開きながら登っていくので、内ももの筋肉を使うのだ。
かなりビビりながら、一歩ずつ、一歩ずつ登る。
3mくらい登って下を見ると、それだけでも怖い。
足にはめた爪だけで支えているのだから、木の皮がむけたりしたら、ズルズルズルズル〜〜ということもあり得る。
安全ベルトがあるので、それを常につけて登るのかと思っていたけど、下の方では、木が太すぎてロープが回らないし、ロープを回すと、登りづらくて仕方ない。
これは、枝打ちする際に落ちないようにするためのものだと思われるので、登っている時や、降りるときには、外しておくんだろうな。
さて、なんとか枝のあるところまで来た。
下を見ると結構高いと感じるが、実際は、8m程度しか登っていない。
3階建ての家の屋根にいるのと同じ程度。
それでも、落ちる可能性がとっても高いことを考えると、とてつもなく怖い。
行きはヨイヨイ、帰りは怖い。
予想通り、降りる方が大変。
登る時は、爪を引っ掛けて、足を伸ばせば上に上がれるが、降りるときは、引っ掛けた爪を、一旦、上に引きあげてから、足を下に下ろしていくので、登るよりも、足の筋力を使う。
下りてる途中、内ももの筋肉がピクピクしてきてやばかった。
途中で、止めることは出来ない。
登ったら、登った分だけ、絶対に下りなければならないし、途中で休むこともできない。
「やべー、ピクピクしてきた」と思ったけど、もう、気合いで下りきった。
カメラを、建設予定地において、崖の下から登ったので、写真で見ると、全く登っていないように見えるが、実際には、この位置で、足元が地上から8mほどのところなのだ。
松の枝を切るまでには、相当な修行が必要だと実感したけど、俺はやるよ。
今後も、もっともっと高い、杉やヒノキが待っているのだから。
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