山に来て、いろんなおもちゃを買い揃えているが、その中の一つが草刈機。
家庭用のやわなものではなく、ちょいと本格的なエンジンタイプ。
いろんなレビューを見ると、エンジンがかからなくなったりすることがよくあるようだけど、まあ、それはそれで、エンジンの特性を知れば、何てことはないだろう。
30年前、16歳で取得した原付免許と50ccスクーター。
訳も分からず、いじっていたのを思い出す。
その時のスクーターと同じ、2サイクルエンジンを使っているから、多少は馴染みがある。
と言っても、エンジンを分解して、組み立てられるなどということはできないけど、きっと、トラブルがあるとすれば、スクーターの時と似たようなことだろうと思う。
さて、どこの草を刈るかというと、最後の民家から、家まで、約1.7kmの道のりは、僕と途中の山で畑なんかをやっている人以外は、全く通らない道なので、道の脇に草が生え放題なのだ。
ただでさえ、狭い道なのに、草が生えていることで、余計に狭く感じるのと、崖の位置が草のせいでわからなくなっているので、こいつらをバッサリやってしまわないと、また落ちることになる。
そんなわけで、意気揚々と草刈りに出発!
したのだが、約1時間でヘトヘトに。
こりゃ、以外と疲れる。
説明書に、作業は、連続2時間までと決められているようなことが書いてあったけど、2時間やれば上等だ。
30分ほどゆっくりと休んで、2回目に出発したが、やはり1時間程度で、グロッキー。
1.7kmの道のりは長い。それでも、半分は終わった。
1日目いっぱいやるつもりだったが、とても出来なかったので、午後は、まったり、コーヒーの焙煎をすることにした。
今までは、フライパン+ガスコンロだったが、今回は、ザル+七輪での炭焼焙煎をやってみた。
昨日は、燃えている状態のところに、アジをおいて失敗したので、今日は、炭火が落ち着くのを待ってから焙煎開始。
最初、若干火力が強かったのか、焦げたところもあったけど、アイスコーヒーなので、ダークローストでもいいのだ。
時間を計ってなかったが、フライパンの時とそう変わらず、30分くらいで焙煎完了。
ダメな豆をピックアップして、早速、エスプレッソマシンへ。
エスプレッソのダブルをアイスコーヒーにして飲んでみる・・・うん、なかなかいける。
炭焼にしたことで、なんかよかったかと言うと、今までと特に変わりはないように思えるが、まっ、燃料代はただなので、よかったってことで。
焙煎が終わっても、くすぶっている炭がもったいなく感じたので、干物にするために干していたアジを1匹焼いてみた。
火力が弱くなっている炭が、昨日とは打って変わってちょうどいい焼き加減にしてくれた。
塩加減も、キツ目に効いていて僕好み。
うまい!
昨日の、生で焼いた時よりも断然うまい。
身を食べながら、骨だけを、さらに炭火で炙る。
すると、パリッパリになって、骨せんべいの出来上がり。
これもまたうまい!
いつもなら、捨ててしまう骨。
もったいないと常に思っていたんだけど、グリルなんかだと、なかなか焼けないのではないかと思うし、骨のためにガスを消費するのももったいないと思って、やったことがなかったが、炭なら、骨を焼こうが、焼かまいが、同じこと。
それに、遠赤外線が、骨の芯まで火を通してくれているんじゃないかなぁ、と思う。
これから、七輪大活躍かも?
最後は、部落のはずれにある、スイカの直売所で買った、小玉の黄色スイカで締め。
これも、また甘くてうまいぞ!
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