国会議事堂見学へ行ってみたよ。
多分、小学校の修学旅行以来。
千代田区長選挙が終わり、次は、都議会議員選挙があって、そして国会議員選挙がくる。
国会議員なるものは、テレビでもよく見るのだけど、実際には、本当はよく知らないものだ。
皇居なんかも、日本の中心にあって、皇居の周りはぐるぐると通るのに、意外と中に入ったことがないという人が多いと思う。
以前は、予約制だったけど、今は、当日受付もやっているようだよ。
多分、外国の方々が多くなったからだと思う。
国会議事堂は、大正時代に着工して、16年もの歳月をかけて建築されたんだと。
ほとんどが、日本の素材が使われていて、外国製なのは、ポストとステンドグラスの材料くらいだそうだ。
こういうものを作るときは、やっぱ、国の財政がノリノリの時ででないといかんよね。
明治、大正、昭和にかけて、海外のものが豊富に入ってきたりして、貿易も盛んで、財政が良かったかどうかは知らないけど、きっと、日本は、ノリノリだったんだろうなぁ。
当時のお金で、2,500万円ほどかかっているらしい。
現代の貨幣価値に換算すると、およそ1000倍程度らしいので、250億円ってあたりのようだ。
豊洲市場の一番安い青果棟と同じくらいの価格。
そう思うと、ゼネコンがどれだけボッタクっているかよくわかる。
多分、ほとんどがゼネコンの利益だろう。
豊洲市場が、どうみても国会議事堂に匹敵するような、歴史的建造物になるとは思えない。
そう思うと、昔、作られた建築物が愛おしくなるなぁ。
実際に見ると、大理石がふんだんに使われていて、圧巻!
デザイン的にも廃れないデザインになっているし、迫力もある。古さも感じさせない。
国家を象徴する建築物と、胸を張って言える出来になっていると思う。
ただ、階段などの天井は低い。
あと、傍聴席にしか行っていないが、非常に狭いし、議員席も、とても狭そうだった。
その辺りは、大正時代に、未来に日本人がでかくなるということは、想像できなかったのだろうと思う。
席は、改修した方がいいんじゃないかなぁ・・・
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