効く〜、梅肉エキス(ムカデ刺されとぎっくり腰)

俺は戦っている。
日々戦っている。
休むことなく戦っている。

そして、ぎっくり腰になってしまった。

深夜に及ぶハクビシンとの戦い
絶えまない野菜を食い尽くす害虫との戦い
同じ虫でも、俺の血を吸いに襲いかかってくる吸血虫どもとの戦い
ゴミを食い荒らし、車に入り込み悪臭を漂わせるネズミたち
犬は、烏骨鶏を襲い、なつきもせず、番犬にもならず
ヤギは、隙を狙って野菜を食い尽くし、人に頭突く
残った烏骨鶏はオスで、早朝に雄叫びをあげ
そして、ムカデに刺され、
しまいには、ぎっくり腰ときた

おかげで、随分と白髪が増えた。

それはさておき、ムカデに刺された指と激痛の腰に、梅肉エキスを塗ってみると、なんだか、不思議と効いている感じがする。
特に、ムカデに刺された指が、痒くなってきたときに、梅肉エキスを塗ると、スッと痒みが消えるし、腫れも少し引いていく感じがする。

梅肉エキス、効くかも!

僕の場合、頂き物だったのでコストを考えていなかったのだが、ふと、机の上にある「ムヒアルファEX」とのコスト比較を考えてしまった。
梅肉エキスは、作るのに、とっても手間がかかるというのを聞く。
売っているものをみると、価格は色々あるが、僕が目をつけたもので言えば、300g 約7,000円
ムヒアルファEXは、15g 800円、300g換算すると16,000円である。

おおっ、こ、これは。。。
もちろん、梅肉エキスが、ムヒアルファEXと同じ効果があるとは言えないし、そもそも、僕の「効くだろう」という思いだけで、効いた気になっているのかもしれない。
当然ながら『科学的に証明されていない』という物であるからお勧めはしないけど、一つ家にあってもいい代物かもしれないとも思ったのだ。

田舎には、こうしたいわゆる『医者いらず』な食品がたくさんある

医者いらずと言えば「アロエ」だろう。
昔、親から「アロエ」という名称は言われずに、その植物の名前自体を「医者いらず」と聞いていたほどである。
「おい、医者いらず付けとけよ」という感じで。
3年前に、山に来たときから、いろんなものを “効く食品”「医者いらず」として聞いていたのだが、正直、忘れてしまった。

こうした知恵は、長い年月をかけて代々受け継がれてきたのだろうが、作るのに手間もかかるだろうし、いわゆる「科学的証明」などというものはされていない。
実家を出て、核家族化が進むことで、受け継がれなくなり、結果、医薬品を利用するようになっていった。
もちろん、医薬品は、その効果が検証され「科学的証明」がされたものである。

現代人が全幅の信頼を置いている「科学的証明」というものは、よくよく考えてみれば、自分の知らない遠い世界で、難しい権威の肩書きを誰かにつけられた、よく知らない人々によって「これは科学的に証明されている!」と言われて、エクセルが使えれば誰でも作れる表と、小難しい文章を長々と書くことで、それを「証明した」としていることを、「国家機関が認め、大きな企業が製造し、全国や全世界で販売されているのだから間違いない」と、鵜呑みにして使っているというのが、現状だろう。

見知らぬ権威を信用し、身近な代々受け継がれてきたことは「そんなものは、今の時代に不要」とばかりに捨ててしまっているのだ。
しかし、今回のような梅肉エキスが、いわゆる「効く」食品だとすれば、買ったとしてもコストは半分以下であるし、食べることもできるし、安全だし、科学的な未知の危険もないのだ。
そして、もしかしたら、効き目は、化学物質以上なのかもしれない。

実は、時代は自然に戻っている

こう書いてくると、時代は、化学物質へまっしぐらのように感じるかもしれないが、実際には、時代は自然物に戻っていっている。
サプリメントは、化学合成ビタミンが減り、現在は野菜などの有機物から摂取したものがほとんどを占めている。
建築物も、隈研吾さんが有名だが、大型建築であっても木材を使ったものが増えてきた。
実際の食品も、有機栽培だけでなく、自然栽培の野菜も流通し、家畜の餌にも合成飼料だけでなく、天然の餌を混ぜて使っていたりする。
こうして、時代は、自然に戻っていることに気づく。

三歩進んで二歩下がる

ひとりひとりの人生も、大きな時代のうねりも、多くのことが【三歩進んで二歩下がる】ということに当てはまっているのだと思える。
時代も、科学を突き詰め、自然を離れていってしまった。
しかし、科学が三歩進んだところで、二歩自然に戻っていく。
そして、本当に大事で残すべき一歩を残し、もう一度、大切な自然を取り入れていく。
こうして、時代は進んでいるように思える。

この二歩下がるという行為は、人によっては『無駄』『後退』『マイナス』と捉えるかもしれない。
しかし、残った一歩というのは、単に一歩残ったということではなく、これは、三歩進む以上に洗練され、進化した一歩であると言える。
三歩進んで、さらに二歩進む人の五歩よりも、三歩進んで二歩下がった人の一歩の方が、側から見れば一歩だが、この一歩の方が、きっと進化しているのだろうと、僕自身もこの歳になって、ようやくわかってきたのだ。

今僕は、ビジネスや人間の進化の面から見て、正直言って、なんの進歩もしていないように見える。
しかし、こうして下がってみることで、残すものと、取り戻すものが見えてくる。
それは「洗練した進化を遂げている」と、堂々と言えることであると、今回の梅肉エキスで気がついたのだ。


P.S
梅肉エキスの横に置かれた黄色い紙は、pH試験紙。
強酸性を示している。

  • B!