Fuuが来て、ちょうど1週間。
今朝、小屋から出て来ないので中を覗くと、Fuuのゲロが飛び散っていた。
昨夜、ゲロったようだ。
以前、同じようにメスヤギのCHARが来て、1週間後にゲロしていたので、今回は驚かなかった。
CHARの時は、死んでしまうんじゃないか?獣医さんを探さないと。など、あたふたしたが、ゲロゲロに吐いて、しばらくしたら回復していたので、今回も、きっと大丈夫だろうと放っておいた。
CHARの時と同じように、ちょうど1週間後に嘔吐をするというのは、偶然なのか?
一般的には、ヤギには合わない木の葉や草を食べてしまった時に嘔吐するようだが、タイミングが同じであることを思うと、それ以外の原因も考えられるような気がする。
それは、CHARもFuuも、今まで主に乾燥した牧草を食べて育ってきたが、ここにきて、毎日大量の生草を食べたことも、一つの原因なのではないかと思った。
もちろん、その中には、ヤギに合わない草もあったかもしれない。
放牧に慣れていないヤギの場合、食べられる草と毒素の区別が付きにくく、毒草を食べてしまうというケースがあるようだ。
しかし、OPERAを見ていると、毒草とされているような草や木の葉っぱも食べている。
だが、OPERAは、一度も嘔吐したことも、体調が悪そうにしていることも、今の今まで一度もない。
OPERAのように、生まれた時から生草を大量に毎日食べて育っていれば、腹の中が生草に対応するように出来上がっていくのだろうが、CHARやFuuの腹は、大量の生草を処理できる腸内細菌が育っていなかったのではないかと思われる。
しかし、それも、徐々に体が慣れていき、腸の中に、生草対応菌が育って平気になっていくだろう。
CHARの時は、一晩経てば平気な顔をしていたが、Fuuの場合は、体が大きく、食べた草の量も多いためか、午前中、吐きまくっていた。
それでも、午後になると落ち着いて吐かなくなり、夕方には、生草ではなく、枯れ草を摘むようになっていた。
まあ、明日には平気な顔をしていることだろう。
翌朝・・・
2日目になっても、調子が悪そうなFuu。
昨夜は、大量に吐いた形跡はなかったが、お腹を見ると、動きが大きくて、まだ調子は悪そうである。
小屋からも出ようとはしない。
しばらくして、小屋から出てきたので、外に連れ出すが、草や葉っぱはほとんど食べないでじっとしているので、再度、小屋に戻した。
昨日、刈ってきた大量の草があるため、そいつを小屋の外に山盛りにして、なるべく多くの枯れ葉を集めてきた。
餌が食べたくなっても、これだけあれば十分すぎるほどあるから、一日、外に出さなくても大丈夫だろう。
CHARの時は一晩で復活したのだが、やはり、大人になってから生活環境が変わるというのは、なかなか適応するまでに時間がかかるのだろう。
今日の夕方は、ほんの少しだけだが、食べ始めた。
もう、Fuuのお腹は、ぺったんこになってきた。
ただ、体調が悪そうな感じではなくなってきたので、よかった。
数日もすれば回復してくれるだろうと信じている。