愛媛・香川・広島のゴルフ練習場を調査してみた

愛媛県松山市 Dゴルフパーク 営業時間6時〜23時

調査した三つの県の中でも、最も悪質だった、松山市のDゴルフパーク。

ゴルフ練習場の利用者にとってみれば、朝早く(6時)から、夜遅く(23時)までやっていて、さらに、目標とする正面の的の高い部分にまで、煌々と光が当たっているため見やすく打ちやすいだろうが、周辺住民としては、迷惑であり、苦痛であり、我慢を強いられている。

法律で縛られなければ、何をやっても良いと言う考え方で、こうした迷惑行為を平然と行い、行政(松山市環境改善課)も、法律・条例がないため、なんの手出しもできないと言う。
人間社会と言う集団を形成している中で、こうした、自らの欲望のためだけに、規制がなければ、法律がなければ、裁かれなければ何をやってもいいと言う考えの者が平然と社会の中に存続していいのだろうか?

Kゴルフレーク(Dゴルフパークの1km北にある)営業時間8時〜22時

Kゴルフレークは、問題にしているDゴルフパークの1km北に位置し、夜、投光器の明かりが見えるが、Dゴルフパークほど眩しさを感じることはない。
さらに、営業時間が8時から22時までのため、早朝の眩しさは無く、夜も22時なら許容できる範囲と思える。

ゴルフ練習場(O)(Dゴルフパークの2km西にある)営業時間7時〜23時

投光器は北に向いているため、南側に位置する僕のところから明かりは見えない。
夜、この場所に行ってみると、投光器の向く練習場正面に民家はあるものの、明かりに照らされてはいない。
練習場正面の的を照らすのは、主に投光器ではなく、正面ネットそばの地上部に置かれた照明で、上に向けて照射しているため住宅には明かりが届かないように配慮されている。

上記が、問題のDゴルフパークと、周辺の2軒のゴルフ練習場であるが、Dゴルフパークが、正面および上部に強力な照明の照射を行っているのに比べて、他2軒は、周辺に配慮している。
1km北のKゴルフレークは、正面に高い土手があり、投光器の明かりが住宅街に当たらないように配慮してあり、2km西のゴルフ練習場Oは、投光器は地上部だけを照らし、正面へは地上から上に向けて照射することで、住宅などへの影響を減らしている。


以下は、愛媛県・香川県・広島県のゴルフ練習場を、Google Mapによって調査したものである。
使用している写真は、Google Mapに掲載されている写真を使用しているため、現在の状況とは違う部分もある。

高松Sゴルフセンター(香川県高松市)

松山市のDゴルフパークに劣らない悪質さであったのが、香川県高松市の高松Sゴルフセンターである。
地図を見ると、周辺は建物にビッチリと埋め尽くされているが、写真を見ると、光の配慮はされていないようだ。

ただし、上記3軒と違い、Google Mapに掲載されている写真によってのみ判断しているので、現実を調査したわけではないので、正確なことは言えない。

ちなみに、香川県には「投光器を目標物以外に照射してはならない」と言う条例があるが、写真を見る限り完全に条例違反である。

以下のゴルフ練習場は、愛媛県・香川県・広島県のゴルフ練習場について、Google Mapにて調査したものを掲載した。
写真は、Google Mapに投稿されたものを使用させていただいている。

多くのゴルフ練習場は、問題にしているDゴルフパークのように、酷い状態ではなく、なんらかの配慮をしていることがわかる。

AGゴルフ練習場(広島)

Wゴルフスクエア

Kゴルフガーデン

Tゴルフセンター

Nゴルフガーデン

Pゴルフ練習場

Mガーデン

Lゴルフクラブ

Rゴルフガーデン

Uゴルフセンター

Kゴルフ

Mゴルフセンター

Kゴルフセンター

Dゴルフセンター

Aスポーツ

Kゴルフセンター

ゴルフ練習場は、少なからず周辺に対して悪影響が見られる

山の中に作られたゴルフ練習場は多いが、世の中に暮らしているのは人だけではない。
自然環境への影響も、考慮すべきだろう。

しかし、まずは、人への影響を考えていかなければならない。
過去を振り返ったとき、高度経済成長の最中では、公害は、公害と言われていない時代があった。
石油コンビナートからの煙は肺炎を引き起こし、工場からの排水は川や海を汚染した。
それだけでなく、一般家庭の排水さえも川に流され、川・湖・海などの水は、真っ黒なドブになっていた。
人への被害が深刻化してから、それが「公害」とされ、規制されていったが、被害が表面化しなければ「当たり前」「仕方のないこと」ととして見過ごされていた。

ゴルフ練習場の光害も、こうしたことと同様ではないだろうか?
夜も煌々と光を照らし、人への影響、農作物への影響、自然への影響、こうしたことに対し声を上げ、多くの人が賛同し、表面化してからでなければ、法律も条例もガイドラインでさえ作られることがない。
しかし、高度経済成長下の出来事のように、規制していかなければならない問題の一つであると考える。

現在は、あの頃のように「仕方のないこと」や「この程度は・・・」と言うような状況にある。
こうしたことは、ゴルフ練習場の光害だけでなく、古いディーゼルエンジンによる排気ガス汚染や、農薬による人への被害、除草剤による土壌汚染など、田舎には、たくさんの問題がある。

これらの問題も、個々に感じている人々は多くいるだろうが、それを声に出し、行政や政治が動くほどに大きなうねりにするまでにはなっていない。
それに、こうしたことによって、健康被害が増大し、同じ症状の病気が蔓延するわけでもない。
そうなると、何も規制されず、条例もガイドラインもできない。
ゴルフ練習場が光を周辺に好きな時間に好きなだけ撒き散らすように、農薬や排ガス、除草剤も、好きな場所に、好きなだけ撒き散らすことが減ることはないのだ。

今や、ゴルフは紳士のスポーツではない

ゴルフ場は、森林を伐採し、農薬を撒き散らし、ゴルフ練習場は、早朝から夜中まで、煌々と光を照らし続ける。
紳士のスポーツなどと言われたゴルフだが、今や、紳士のスポーツではなく、庶民の趣味になっている。
多くの人たちがプレーしていることを思うと、ゴルフというのは面白いものなのだろうとは思う。

僕自身は、打ちっぱなしに連れていってもらったことがるのと、一応、コースに出てレッスンを受けてみたりしたことはあるが、結局のところ、やり続けたいとは思えなかった。
自然豊かな中でスポーツをするのは実に気持ちが良いものではあるが、芝生をきれいに保つため、芝生以外の草を枯らす除草剤を頻繁に撒いていたのが木になった。
ぱっと見は、きれいに見えるが、実情は、農薬による大気汚染と土壌汚染の上にいるのだと思うと、深呼吸することはためらわれた。

ゴルフ練習場が、朝6時からやっているというのは、時間を拘束されている平社員でも、ゴルフの練習へ行けるように考慮して早朝から営業し、残業後にも行けるように、夜遅くまで営業しているのだろうが、それを考えても、時間的な余裕のある「紳士」がやっているとは思えない。

20年前に光害のガイドラインが作られたきっかけは、パチンコ店のサーチライト

環境省のウェブサイトに、光害のガイドラインというものがある。
作られたのは20年ほど前のようだ。

きっかけは、パチンコ店が上空に放っていたサーチライト。
夜遅くまで、サーチライトを夜空に放っていた。
そのことで、夜の空は明るく照らされ、雲の多い時などは、反射して地上も明るくなっていたほどだろう。

僕自身も、パチンコ店が照らしていたサーチライトを覚えている。
いつの間にかなくなっていたが、誰から声を上げて、結果として、法律にはならなかったのだろうが、香川県など各地の条例や環境省のガイドラインの策定に至ったと思われる。

そして20年後の今、かつてのパチンコ店からサーチライトが消えていったように、ゴルフ練習場の投光器の規制がされることを願いつつ、僕は声を上げていこうと思う。

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