初のヤギ乳、わずか25ccを頂く

フーちゃんのヤギ乳搾り、今回は三度目。
初回と二回目は、フーちゃんが嫌がって、少し溜まったお乳の入れ物をひっくり返されて終わった。
面倒なので、もうやめようかとも思ったが、三度目の正直で、再チャレンジしてみた。

今回は、フーちゃんが脚で入れ物をひっくり返せないように、マジックテープ式の強力な拘束テープを用意。
後ろ足をガッチリ固定して、さらに、入れ物はバケツタイプではなく、片手持ちのミルクパンにした。
その方が、とっさの時に退避させやすい。

いつものようにトウモロコシで釣って、フーちゃんを搾乳台の上に誘導して、首と足を固定した。
乳の絞り方も、少しづつ要領を掴んできて、いざスタート。

しかし、すでに子供たちは生後三ヶ月になる。
さらに、フーちゃんは、なるべくお乳を飲ませないようにしている。
そのため、お乳の出が悪い。
右のお乳は辛うじて出たものの、左のお乳は触ってみると空っぽだった。
なんとか、搾り取れたのは、わずか25ccのみ。

たったの25ccでも、人生初の生搾りのヤギ乳である。
とはいえ、やっぱり生は勇気がなかったので、軽く火を入れて飲んでみた。

・・・・別に。

年寄りからは、よく、ヤギ乳は、独特な臭みがあると聞いていたが、臭みというものはまったくない。
でも、食べ物に影響されているためか、やっぱり、ちょっと、草っぽい。
青草の香りがする。
よく言えば、グラスフェットだが、、、。

生後三ヶ月となると、すでに、お乳が出なくなっていることを今回発見した。
フーちゃんを見ていたら、生後二ヶ月を迎える前から、あまりお乳を飲ませないようにしていたので、その辺りから、乳搾りを始めなければならなかったことがわかった。

これで、今回の乳搾りは終了。
次回は、妊娠していればあと半年後である。
と言っても、大変な割には、得られるものは少ないし、特別おいしいというわけでもなかったし、やるかどうか分からない。
とりあえず、人生初のヤギ乳を味わったってことで、ミッションは達成した。

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