以前、宝島社『田舎暮らしの本』に出たけど、それと同じ内容で、特別編集『山を買いたい』にも掲載された。
見本誌を送ってもらって読んでみたが、なかなか、山を買うのに参考になる内容だったので、山を買いたいと思っている人にはお勧めしたい。
僕が、山を買う際に最も苦労したのが、単純に「山を売ってもらえない」ということだった。
昨年のコロナ騒ぎから、田舎が注目され、それと同時に、ポツンと一軒家の人気や、有名人が山を買ったりしていることで、山も注目され始めてきた。
それによって、今まで、林業業者しか相手にしていなかった、山林売買の業者が、一般人にも門戸を開いた。
今回の雑誌に掲載されている、山林売買サイトにも問い合わせをしたが、当時は、完全に無視され、そのほかの、山林売買サイトでも総スカンだったのだ。「辛い思い出である、、、」
結局は、相手にしてくれたのは、日頃から一般人を相手にしている不動産業者だけで、広大な山林ではなく、紹介されるのは、大きくても数千坪の山ばかり。
それでもよかったのだが、結果、現在の愛媛に5万6千坪を所有することができた。
本当に、たまたまと言ってもいい巡り合わせだったのだ。
そして、もう一つ問題としていたのが、山の開拓についてだった。
そもそも、山って、自分で開拓できるのか?と、思っていた。
最も、大きな問題は『道』だ。
まず、公道に土地が接していなければ、他人の土地の中を通らなければならない。
ど田舎や山の中で、「通らせないぞ!」と意地を張る人はいないが、それでも、やっぱり、理想は自分の土地に公道が接している事である。
そして、問題はここから。
公道に接しているとして、そこから、道って作れるのか?という事。
僕の場合は、幸いにして、道があった。
さらに、アスファルトまで敷かれており、住むための小屋もあった。
電気も引かれ、水も整備されていて、プロパンガスのタンクも。
至れり尽くせりのスタートだったが、山を買う前は、道が作れるのか?どうやって作るのか?その問題が頭を悩ませていたのだ。
山に道がついていて、山価格(坪数百円)で売っている山など、なかなか無い。
そのため、道を付けるという作業が絶対に必要だ。
僕が希望を見出したのは、千葉の房総半島で、素人が道を作っているブログを見た時だった。
その時「素人でも出来るんだ!」と希望を持った。
1.どうやって山を買えばいいか?
2.道は作れるのか?
この二つが解決されれば、あとは、行ってしまってからなんとかなると考えていた。
今回の宝島社『山を買いたい』には、山を買う手段から、山を買ってからどうするか?など詳しく掲載されている。
さらに、僕の例が掲載されているように、他にも何組かの実例が掲載され、物件情報もある。
山に興味を持っている人にとって、一冊、買っておいて損はない内容だ。
って事で、下記リンクから買ってくれたら、僕にほんの少しお小遣いが入るので、よろしくー。
P.S
田舎暮らしの本WEBにも掲載されてます。