苦悩は人生のバネになる

今朝テレビを見ていると、福島の中学生が原発の影響で離れ離れになった仲間たちと、また一緒に野球をしたいと成田の中学で集まって練習し、試合に望んだということをやっていた。

それを見て昔を思い出した。
小学校や中学校の時には、僕よりも勉強ができて、頭の回転が早くて、スポーツもできて、見た目も良く、もちろん家柄もいい同級生たちがたくさんいた。
そして、みんな大きな夢を語っていた。
あれから約30年。
たまに、Googleで同級生の名前を検索してみると、ほとんど出てこない。
特に、子ども時代にはヒーローのような存在だった連中は一人も出てこなくて、たまに出てくるのは全く目立たなかった奴だ。

僕自身は、勉強はできず、あたまのかいてんは鈍く、これといって取り柄のない子供だったが、検索すれば結構出てくる。

みんな、どこで夢を失ってしまったんだろう?

福島の中学生の話に戻るが、彼らのように本来経験するはずもない経験をすると、どういう大人になるのだろうか?と考えた。

そして、自分の小学時代、中学時代を思い出してみた。
当然なのだが、突飛な経験など起こったことはない、どこにでもいるような平凡な子ども時代を過ごしている。
周りの同級生たちも同じだろう。

それを思うと、福島の中学生はもちろん、東北の人たちは、この経験をすることによって、人として凄く強くなるような感じ出した。
子供達においては、日本で世界で活躍する人たちが東北から多く排出されるような気がする。

今は、悲しく辛いことが多いかもしれないけど、10年、20年と経った時には、この経験がバネになったと語る姿が目に浮かぶようだ。

僕自身も、今までを振り返ると人が経験しないようなことを多く経験してきた。
そうした経験が今を支える糧になっていることは確かだろう。

これからの東北、そして日本は本当に楽しみだ。
ニュースを見て、こんなことを思った
どんよりと曇る朝の想いでした。

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