勝手にメンター「田坂広志」さん:風の便り

こんにちは、ALIA Markこと永田昌徳です。

以前もご紹介しましたが、僕が勝手にメンターにしている
「田坂広志」さんのメルマガ「風の便り」からご紹介したいと思います。

いつもすごく参考になっています。
講演会で実際にお話を聞くと、
とても穏やかに謙虚に話されていながら、
しっかりとした語り口で内容も抜群。

機会があれば、ぜひ講演会へ行ってみてくださいね。

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 田坂広志 「風の便り」 特選  第53便
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 心理学版・イソップ物語

 イソップ物語に、
 「北風と太陽」という、有名な話があります。

 北風と太陽が、
 どちらが旅人のマントを脱がせることができるか、
 その力を競う話です。

 北風は、力ずくで無理やり脱がそうとして失敗しますが、
 太陽は、旅人をポカポカと暖めることによって、
 自然にマントを脱がせることに成功するという話です。

 この物語の「心理学版」をご存知でしょうか。

 まず、北風が、
 「俺が、旅人のマントを脱がせてみせる」と言って、
 マントを剥ぎ取ろうと、強い風を吹きつけます。
 しかし、旅人は、寒さのあまり、
 ますますしっかりとマントをつかんで離さないため、
 北風の試みは失敗に終わります。

 ここまでは、同じ物語です。

 そこで、太陽が、
 「私が、旅人のマントを脱がせてみせましょう」と言って、
 旅人を、ポカポカと暖めます。

 すると、旅人は、
 暑さのあまり、自然にマントを脱ぐのではなく、
 太陽に向かって、こう言うのです。

  太陽さん。そうしてポカポカと暖めて、
  私のマントを脱がそうとしているのでしょう。
  でも、残念ながら、
  私は、あなたの思うとおりにはなりませんよ。

 この「心理学版・イソップ物語」は、
 我々の心の奥深くに潜む
 「他者を自由に操りたい」という願望や、
 「密やかな操作主義」の危うさを、教えてくれます。

 なぜなら、
 我々が心に抱く「密やかな操作主義」は、
 恐ろしいほどに、
 相手の心に伝わってしまうからです。

 2001年12月20日
 田坂広志

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