ただいま、ニューヨークへの電車の中です。
暇なので、またまた記事を書いてみます。
ちなみに、このアムトラックという電車内では、
常時Wi-Fiが無料で繋がっています。
新幹線もWi-Fi装備したと思いますが、
たしか有料なんですよね。
ワシントンDCから隣に乗ったビジネスマン。
隣で出発前から電話をしています。
結構うるさいです。
ローカル線では気にならないのですが、
こうした特急列車は、やはり走りが静かなため、
メチャメチャ気になります。
さらに、隣ですから。
カバンの中から耳栓を出して、してみますが・・・・ダメです。
2本目の電話が終わって、さらに電話を掛けようとしてます。
そこで!肩を叩いてこう言います。
「Telephone another place please」
「他で電話してくれない?」と英語で言ったつもりですが・・・
通じないようです。ダメか。
ということで、ジェスチャーで訴えます。
と、何か言っていますが僕も理解出来ません。
そこで!
Google翻訳の活躍の場がやってきました。
ここはWi-Fiが入ってますからね。
カチャカチャやると、理解出来たようです。
すると返事をカチャカチャ書いてくれます。
「Was I loud?」
このLOUDが分からなかったのですが、
「うるさい?」って聞かれたんですね。
もちろん返事は「YES」です。
すると、Sorryと言ってデッキへ出て電話をしてました。
彼は先に降りて行きましたが、
降りる時にThank youと言って降りて行ったんです。
僕は「なぜThank you」なのか?
分からなかったのですが、多分、
「言ってくれてありがとう」ってことだったような気がします。
自分では、気がつかないものですからね。
一緒にきていたもう一人のビジネスマンも、
多分(英語なのでわかりませんが)「結構うるさかったぜ」
みたいなことを言っていたような気がします。
誰も本当は誰かを傷つけたり、迷惑を掛けたりしたいとは思っていないんですよね。
自分が多少犠牲を払ってでも、(この場合、座らずに立っていることやデッキのうるさいところで電話をしなければならないこと)他人に迷惑を掛けないことを選択するものなんですよね。
でも、気がつかないだけなんですね。
そして、アメリカでは日本のように「デッキで電話をする」とか
「他の人がいるところで電話をしない」とかいう習慣がないので、
どうするべきなのか?分からないものなんですね。
日本だったら、手を耳に当てて電話をしているふりを見せるだけで
他の場所に移動しなければならないってことがわかるんですけどね。
数日前に、ニューヨークで電車に乗っていた時も、
高校生くらいの5、6人組が、電車の中で騒いでいるんです。
他の乗客は、5、6人です。
しかし、誰もなにも言いません。車掌さえも見ることは見るのですが、
なにも注意するわけでもありません。
きっと、逆に何かされたらイヤだからでしょうか。
しばらく、そのまま乗っていましたが、
結局、誰もなにも言わずじまいでした。
僕も、何か言おうと思いましたが、
言えないので、なんかジェスチャーかなにかも考えたのですが、
この時は、結局、言う(する)勇気は出ませんでした。
なかなか難しいものですが、
勇気を出していえば感謝されることも多いってことですね。