20年以上花粉症に悩み、いろいろな対策を講じてきた僕が、現在、花粉症対策グッズとして行き着いているのが「ガスマスク」。
まったく一般向きではないし、これをつける勇気のある方は、皆無かもしれないけど、効き目としては抜群だと思われる。
マスクをつけている間は、花粉防御率たぶん100%であろう。
しかし、ゴーグル+マスクのように、どちらかを外すことはできない。
したがって、飲み物を飲みたい時には、完全に無防備な姿をさらさざるを得ない。
そこは欠点かもしれない。
ゴーグルも、花粉防止には役に立っていたと思うが、一つだけ不満だったのが曇ってしまうことだ。
曇る原因は、マスクをしていることなのだが、マスクを外すという選択肢はない。
それでも、動いている間は、空気がゴーグルの内側を通るので曇りにくいが、止まると曇ってきてしまう。
常に動いているわけではないので、止まると曇るというのは使いにくい。
そこで、超強力曇り止めを使う。
多少は、曇りを緩和してくれているとは思うが、吐く息の水蒸気は入ってしまうわけで、曇らなくても結露してしまう。
これでは、曇り止めも何の役にも立たない。
ガスマスクの場合、ほぼ曇ることはない。
イメージ的に、息が苦しそうに思えるが、この点は、まったく苦しくない。
あと、顔が痛いとか、きついとか、ゴム臭いとか、色々とネガティブに思えることが多いが、痛くもきつくもない。
ゴム臭は多少あるが、すぐに気にならなくなる。
そうなると、ガスマスクをつけない理由は、ただ一点。
見た目が、ヤバいってことだけだ。
それさえ、クリアできれば、これこそが究極の花粉対策グッズであるといえよう。