売っている花粉症の薬を見ると、種類は色々とあるが、主な内容成分は、ほとんどが同じで、どうやら、2種類が主な成分らしい。
フェキソフェナジンを主成分とする代表的なものが「アレグラ」で、エピアスチンを主成分とする代用的なものが「アレジオン」である。
違いを知りたい点としては4つだ。
- 効果
- 眠くなる度合い
- コスト
- 飲む回数
まずは「効果」
僕が感じている効果としては、どちらも同じという結論である。
次に「眠くなる度合い」
まず結論は、エピアスチンの方が眠くなりにくいように感じている。
今まで、何年もの間、フェキソフェナジンを飲んでいた。
眠くなってしまうのは、困りものではあったが、仕方がないと思っていのだが、今シーズンは、医師に「眠くなりにくい薬にしたい」と頼んだところ、エピアスチンを処方してくれた。
僕としては、眠くなりにくい分、効果が下がることを覚悟していたが、眠すぎて何もできないよりはいい、物理的防御策でなんとかしのごうと考えていた。
ところが、効果としては変わりはないように思えた。
それでいて、眠くなりにくい感じもするのだ。
3番目に「コスト」だが、これは同じだろう。
両方とも1箱1,500程度で売られているが、内容量に差がある。
アレグラ(フェキソフェナジン)は28粒、アレジオン(エピアスチン)は12粒だ。
一見、アレグラ(フェキソフェナジン)の方がお得に感じるが、そうではない。
最後に、飲む回数。
フェキソフェナジンは1日2回1錠、エピアスチンは1日1回1錠。
なので、どちらも同じということである。
薬を飲む手間を考えると、1日1回の方がいいかもしれない。
結論として、僕としては、エピアスチンの方が合っている。
しかし、誰にでも同じことが当てはまるとは限らない。
薬というのは、たくさん飲めば効果が薄れてくるから、毎年フェキソフェナジンを飲んできたという経緯を考えると、フェキソフェナジンの効果が、僕の中で弱くなっている可能性がある。
そのため、飲んでこなかったエピアスチンと、同じような効果だと感じているのかもしれないのだ。
眠くなる度合いの違いについても、まったく同じ環境・行動・花粉量で測定はできない。
そのため「感覚」でしかない。
そうしたことを考慮して、自ら検証してみることをお勧めする。