道案内の看板つけた

プルルルル、プルルルル、「はい、もしもし」

「そちらの場所を教えていただけますでしょうか?」

こんな電話がよくかかってくる。

まあ、当然である。

Google Mapで検索しても、出てこない。

場所がわかったとしても、道が表示されない。

これでは、初めての人は行きようがないのは当然なのだ。

もしも地元に詳しい人であれば「梅野さん(砥部焼きで最も有名な製陶所)の横の道を山の方へ2km行ったところです」

といえば、大体のことは解決する。

地元に詳しくなくても「梅野製陶所の上の方です」と言えば、部落まではたどり着ける。

いよいよこれから工事が始まってくると、今までの宅配便屋さんではなく、もっと大きいトラックが、道幅一杯に走りながら入ってくる。

もしも、道を間違えると、ニッチもサッチもいかなくなる。

最悪は・・・落ちる。

そんなことになったら大変である。

で、山に入ってから、一本道と言えば、一本道なのだが、途中一箇所わかりにくいところがある。

一本道というと、まっすぐの方の道であって、脇道ではないということになるのだが、一箇所だけ、左カーブのところがあり、厄介なのが、まっすぐに脇道が伸びているところがあるのだ。

「道沿いに行けばたどり着きます」

というと、間違ってはいないのだが、勘違いはしてしまう。

そこで、前々から「看板つけなきゃな」と思っていたのだが、今まで来る人たちのほとんどは、地元の人か宅配の人か郵便局の人なので、わかってしまえば迷うことはなかったのだ。

しかし、今後は、間違えるとまずいってことで、看板を設置してみた。

木の板にぼやけた赤字で書いてあるけど、本当は、こうしたかったわけではないのだ。

僕のイメージとしては、文字以外の部分を焼いて黒く炭化させて、文字の部分だけ木の色で表現したかったのだが・・・出来ず。

どうやったのかというと、厚手の用紙にプリンターで文字を書く。

その文字を切り抜いて、切り抜かれた紙を型紙にして木に貼り付ける。

その上から粘土土を塗って、型紙を剥がすと、木の板の上に文字だけ残る。

その状態の木をバーナーで焼くと出来上がり!

という手はずだったのだけど、結局、土が綺麗に抜かれずにグチャグチャになって文字にならず。

仕方がないので、手元にあった赤いスプレーで文字を塗って良しにした。

景観とベストマッチは、しなくなっちゃったけど、まあいいか。


via Mark な 人生



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