思い出す、あの頃。

新しく、地下足袋を買った。

今までのは、つま先に、硬い芯が入っていないタイプだったのだが、今度は、硬い芯が入った、安全靴タイプのを買った。

たまーに、足の上に、木が落っこちてくることがあるのだ。

その時に、芯の入っていない地下足袋は、結構痛い。

新しい地下足袋を買った理由は、そこではなく、一度、洗ってしまうと、なかなか乾かないってのが困っていたのだ。

乾かないので、長靴で草刈りしていたら、切った切り株を踏んで、長靴がダメになってしまったわけで、そんな、やたら長靴をダメにするわけにはいかない。

それが、地下足袋だったら、たとえ、切り株を踏んずけても、全然大丈夫なのだな。

で、本日、下ろしました。

前回の地下足袋は、近くの仕事道具やさんで購入したのだが、今回は、ネットで購入したため、現物を見る事無く買ったのだ。

すると、今までのモデルが、裏地が白だったのだが、今度のは、紫。

紫といえば・・・あの頃を思い出した。

そう、高校生の頃、標準型学生服ではなく、ちょっと悪そうな制服の裏地は、こんなだったなぁ。

僕のは、中ランで、裏地は紫だったのだ。

ほんと、まさに、この色。

僕の通っていた高校というのは、地元の中で、ほぼ、最低レベル。

正確には、地元ではなく、少し田舎に行ったところにある高校だった。

要するに、地元、浜松市の公立高校には、行けなかったってわけなのだな。

その辺りには、二校似たかよったかの高校があり、一つは工業で主に男子が行く高校、もう一つは普通科と商業科の高校で、主に女子やなんとなく普通科に行く連中が行く高校とあった。

僕としては、初めから職業は「社長」だったので、高校などサラサラ行く気はなかったのだが、どうせ行くなら、商売の勉強をしようと思い商業科へ行った。

偏差値の低い学校というのは、悪さをする連中も多いわけなので、どうにも、校則なども厳しく、教師たちも、なんだか、戦闘モードだったのを思い出す。

今思うと、なんだか滑稽に感じるなぁ。

高校というのは、義務教育ではないのだし、自分で選んだところに行けるわけなので、わざわざ、通って不良っぽくする必要などないのに、そこらへんは、やっぱり子供ってことなんだと、今になってみると思う。

親の手の中で守られながら、反抗してみたり、わざわざ高校という居場所に行きながら不良と言われる行動をしてみたり、結局は、「かまってほしい子供」ってことで、赤ちゃんが泣いてお母さんを呼ぶのと同じことなんだな。

そんなことを思い出しながら、新品の地下足袋に、足を通したってお話でした。


via Mark な 人生



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