そういえば、昨日、写真撮り忘れたんだけど、キイロスズメバチの蜂の子食べたのだ。
パッと見たときは、「オエッ!」って感じだった。
なんてったって、芋虫、いや、ウジムシ?って感じ。
しかし、じーっと見ていると、目が慣れてくるもので、なんだか、普通の食べ物に思えてきたのだ。
七輪の上で、徐々に焼かれていく、蜂の子たち。
蜂の子と言っても、全部同じ形をしているわけでなく、芋虫状態から、サナギになって、成虫になっていく大きく分けて3段階いる。
そして、サナギが一番うまいらしい。
次に、芋虫からサナギになる途中が二番。
完全芋虫は、黒いうんこが苦いそうで、成虫は、パリパリしてるってことを、BOSS(僕が勝手に呼んでいるあだ名)が説明してくれた。
焼きあがって、まずは、一番美味しいというサナギを食べる。
「おっ!?」
この手のことを、よくテレビでやっていて、みんな「意外とうまい」とコメントしているのを思い出したのだが、本当に、意外とうまい。
僕の感じでは、柔らかいピーナッツという感じ。
栄養素的にも、ピーナッツのように脂肪分がかなり多いらしいのだ。
健康診断の前日に食べると、引っかかると言っていた。
そのくらい、高い栄養素らしいのだ。
蜂といえば、はちみつがあるけど、はちみつもかなりの栄養素だもんね。
あと、お肉をもらっても来たけど、イノッチ(猪)肉の、イノッチジャーキー(イチローさん手作りだそうだ)や、イノッチのアバラのスペアリブもたんまり食べたのだ。
よくよく考えてみると、僕たちが食べるお肉っていうのは、牛・豚・鶏がほとんどだけど、全部、家畜だ。
魚でいえば、全部養殖ってことだね。
天然の魚を食べる機会はあっても、天然のお肉を食べる機会なんて、きっと全くない。
あるとすれば、イノッチ(猪)か鹿くらいだろう。
そう思うと、ここに来て、本当に貴重な人生体験をしているというのを、ビンビン感じる。
イノッチの皮を干してあって、「なんに使うの?」と聞いたけど、特に何にも使わないそうだ。
なめすのが面倒だとか。
「革をなめす」と聞くことはあっても、実際に、何をどうやって、どうなるのかということは全く知らない。
検索してみると・・・面倒だけど、出来そうじゃん。
んっ?
イノッチの皮、やんのかって?
うーん、家作ったら、頑張って敷物にでもするかなぁ?
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