そもそも、なぜ?山暮らしをし始めたのか?

きっと、山に来る前に書いたかもしれないが、もう一度書いておきたい。

大切なことは、「繰り返す」ことが必要だ。

僕は、元来「山が好き」というのはある。

特に、意識して「山が好きだー!」と、思ったことはないのだが、どうやら好きらしい・・・

それは、なんだか疲れると、海へ行ったり、川へ行ったり、湖へ行ったり、山へ行ったりしていたのだが、やっぱり、山が最も落ち着くことを感じていた。

何か、こう、パワーが充電できるような。

30歳を迎えてから、2、3年に1回、富士登山へ行くようになった。

富士山へ登ると、これもまた、今までに感じたことのないような、パワーのようなものを感じていたのだ。

それで、充電が切れた頃、また、富士へ登りに行くということを続けていた。

さらに、富士山へ行くと、何か毎回、「人生を教えられる」そんな感じがしていたのだ。

耳に聞こえない声というか、格言みたいなものではなく、山を登っている間に、ジトッと体と頭に沁み込んでくるような。

とはいえ、体力が人並み以上に「無い!」ので、毎回毎回、一緒にくメンバーには迷惑をかけ、七合目で宿泊して、朝登るのにもかかわらず、登頂に1時間も2時間も遅く着く。

当然、毎回、ビリ。

下りでは、最後には、ヘトヘトで荷物を持ってもらったり、肩を抱えられて降りてくる始末。

40歳の時には、さすがにやばくて「もう、これで最後だな」と悟った。

それから、富士登山へ行っていないのだが、やっぱり山へ行きたかった。

それが、だんだんと、山に住みたいと思うようになったのだ。

もちろん、単に、パワーの充電的な目的だけなら、車で山へ行けばいいし、現に、よく山へ行っていた。

しかし、僕には、新しい疑問が湧き、そして、新しい目標ができたのだ。

それが「住宅」への疑問だった。

つづく


via Mark な 人生



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