ウイルスと埃とお金

今日は、連休の中日(なかび)だ。
東京駅に入ると、とっても混んでる。
とは言え、いつも混んでるけど。
月に一回、こうして東京に来ているけど、それほど、混雑した場所へ行くことはない。
それでも、だんだんと、東京の混雑ぶりを忘れ、だんだんと不慣れになってくる。
山には、いろんな菌がいっぱいいるだろうけど、東京には、やっぱり、ウイルスがいっぱい居そうで恐ろしい。
急いでマスクをしたよ。
そして、山には風が吹くと、土ぼこりが...大して舞わないんだけど、まあ都会よりは。
東京は、アスファルトとコンクリートに覆われているから、埃は舞い続ける。
うーん、この大都会に19年も住んで居たのに、ほんの4ヶ月間、大自然の中で暮らしたら、東京が苦手になって来た。
東京には、お金で買えるものが沢山ある。とてつもなく、多くのものが売っている。
お金で、いろいろ買うのには、とてもいい環境だが、僕は、お金で何かを買うことにワクワクしなくなってしまったのだ。
東京に居ると、「ほとんどのものはお金で買える」と感じるのも無理はない。
しかし、田舎にいると、お金で買えないものばかりが目につくのだ。
そして、お金で買えない多くのものにワクワクするようになった。
何か、こう、ちょっと違うけど、子供の時のような感覚があるかもしれない。
完成品ではなく、自分で色を塗って組み立てるプラモデルが楽しかったように、デパートで買うカブトムシじゃなくて、自分で蜜を作って取ったり、うどん粉を餌にして魚を釣ったり。
そうだ、結果を買うんじゃなくて、体験を通して結果を手に入れることなんだ。
そう思えば、最近多くなっている、貸し農園なんてのも同じだ。
10年ほど前から、体験型ギフトが増えて来たけど、まだまだ市場は確立してないが、今後、増えて行くのは間違いないだろう。
体験を売るという意味では、もっともメジャーなのは、旅行だ。
そして、旅行ついでに体験するってのが、オプショナルツアー。
それを、もっと拡充して、継続型にするのが、体験型商品だろう。
昔からあるもので言えば、いちご狩りなどだ。
これからは、一歩先に進んで、自分でイチゴを育てて、いちご狩りをするようにもなるだろう。
なんだか、ビジネスアイデアのようなことを書いてしまったが、でも、これからは、きっと、そうだと思うのだ。
田舎の人たちが、都会人が買えない体験を売って、地方を潤していくことが必要になるだろう。


via Mark な 人生



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