一酸化炭素中毒で、マジで死ぬとこだった

「アホ」「バカ」「ノータリン」と言われるかと思って、書くのにためらったけど、僕と同じような過ちを犯す人は、どうやら、結構いるらしいので、書くことにした。

今まで、石油ストーブのみならず、石油ファンヒーターも使用禁止のアパートやマンション暮らしだったため、「火」を扱うのは、ガスレンジくらいで、火で暖をとるということをしたことがなかった。

あっ、20年前にガスファンヒーター使っていたのを思い出したけど。

火ってすごく落ち着くし、あったかいし、素晴らしいものだと思うんだけど、萌えちゃう、ではなく、燃えちゃう意外にも危険がはらんでいたことを知らなかった。

危うく、今回は、マジで死ぬところだった。

よく聞く「練炭自殺」ってやつ。

車の中で、練炭燃やして、睡眠薬飲むと、コロリと死んじゃうアレ。

炭の力ってすごくて、ずっと燃えてるんだよね。

数日前に、七輪で魚を焼いて、そのまま、七輪をほっていおいても、ずっと燃えてる。

10時間くらい平気で燃えているものだから、こいつを暖房に使えないかと思ったわけ。

囲炉裏や火鉢だって、室内で炭を燃やしているわけなので、きっと、燃えちゃうものが周りになければ大丈夫だろうと思い、部屋の中に入れてみた。

予想通り、あったかい。

温度は、あまり上がらないのに、遠赤外線効果か、あったかいんだよね。

すげーなー炭って。

間違ったのは、そのあと。

寝るときに、外に出して寝ればいいものを、室内に置いたまま寝ちゃった。

そして、もう一つの間違い。

一酸化炭素の知識不足。

換気としては、入り口扉のしたが5mmほど空いていて、トイレの窓が開いていて、トイレの便槽のファンの勢いで、便座から空気が吸い込まれている。トイレ扉も下5mmほど空いている。

これで、大丈夫だろうとたかをくくってしまった。

しかし、一酸化炭素は、上に行くことを、今日知った。

上には、換気口も、換気扇もない。

異常を感じたのは、早朝 4:44

ひどい頭痛に襲われた。トイレに立ったが、なんだかクラクラする。

その時は、寝ぼけているからだろうと思ったが、どうもおかしい。

症状が、覚せい剤などの幻覚症状みたいな感じに似ている。

と言っても、もちろん覚せい剤はやったことはないが、今は脱法ドラッグと言われているものが、それ以前は合法ドラッグと言われていた頃、ひどい症状が出る危険なドラッグをやったときと同じような状態なのだ。

で、思った。

「こりゃ、一酸化炭素中毒だな」そして、酸欠状態なんだと。

意識はある。

けど、体がまともに動かない。(この状態が、典型的な、一酸化中毒症状らしい)

「まずは、扉を開けなきゃ」

なんとか、扉までフラフラになりながらたどり着き、開け放った。

そして、七輪を外へ押し出す。

と、同時に、その場に倒れこんだ。

意識はあるが、眠りそうになるのか、飛びそうになるのかわからないが、「ここで、しっかりと意識を持って呼吸しないといけない」そう思って、頑張って呼吸する。

が、意識が遠のいていく。

僕は、よく「しょうがないよ」と言っては、奥様に「しょうがないっていうな」と言われる。

そう、僕は、なんでも諦めが早いのだ。

で、倒れながら、意識が遠のく中で思った。

「このまま死んでもいいか?」

その答えは「いや、まだやることがたくさんある」だった。

もし、これが、山に来ていない、3ヶ月以上前。

特に、2-3年前だったら、「もう、いいや」と思っていたかもしれない。

でも、山に来て、まだなんもやってない。まだまだやることは山ほどあるのだ。

そう思ったら、やる気が出てきた。

「このままじゃ、凍死はしなくても、風邪をひく。弱った体は、さらに弱る」

そこにかかっているベンチコートを着て、窓を開け放つために立ち上がった。

真っ暗な室内をいろんなところにつかまりながら、窓を開け、ベンチコートを着た。

そして、もう一度、外に出て倒れこむ。

たまに意識が飛んでいくが、また戻ってくる。

それを繰り返しながら、こう思った。

「やっぱ、寒い。ベッドに入りたい」

たぶん、換気は十分にできたはずだから、ベッドに戻りたかった。

その間、救急車を呼ぼうかと考えた。

普通は、最初に思うことかもしれないが、まず外に出て空気を吸わなければ、救急車が到着することには、死んでるか、後遺症が残ってしまう。

なので、落ち着いてから考えたのだ。

「でもなぁ」

救急車が、山の方へ向かえば、当然、僕のところに行くのがわかる。

「まったく、あの山男何してやがんだ」とか「やっぱり、軟弱な都会もんはダメだ」とか、村八分にされちゃうんじゃないか!?なんて、余計なことを考えているうちに、「まっ、いっか」と、ここはすんなり諦めた。

で、いよいよ、寒いので、もう一度、踏ん張って立ち上がると、ベンチコートを脱いでベッドに潜り込んだ。

窓と扉を開け放っているので、寒い。けど、やっぱ、羽毛布団はあったかい・・・。

再度、眠りにつきながら思った。

この小屋って、意外と密閉性高いんだなぁ。

小屋は小屋でも、さすがにちゃんとした大工が作ると、ちゃんと出来るものなんだぁ。と

目覚めたのは、朝8:00

早速、一酸化炭素中毒について調査開始。

そして、ストーブでも十分になりうることを発見。

で、早速、一酸化炭素警報機を購入した。

あー、死ぬところだった。

けど、また一つ、経験と知識がプラスされた。

もっと寒くなってから知るよりも、今なら、窓全開でも寝られる程度の気温だったからよかったよ。

<再現写真、撮ってみた。こんな感じで倒れこんだのだ>


via Mark な 人生



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