朝っぱらからブルーベリージャム作り。
やっぱ、手作りはうまい。
先日、敷地の入り口につけた看板。
ちょっと、入りづらくなっちゃうかなぁと思って、看板は出かける時だけ掲げるようにして、敷地の入り口の道路に「PRIVATE AREA」とペイントするだけにしてみた。
本当は、僕のカレちゃんの寝床にするために、すぐに整地したかったけど、結局、ずっとできてなかった、駐車場にする場所の草刈り。
初めの頃は、草刈りするにもビビっていたので、下の方からガッツリと刈ることができなかったけど、だいぶ慣れてきたのか、今回は、土の表面と同じ高さまで、ガッツリと刈り切ってやった。
そして、続いては、枯れ木の伐採。
まず、今までで一番太くて長い野郎に挑戦した。
さらに、ロープで倒れる方向を誘導するって技にも挑戦。
伐採の前に、ロープさばきが全くできなくて、めちゃめちゃ苦労した。
それでも、倒す木にロープを結んで、チェーンソーで切り込みを入れて、ウインチで少しづつ引っ張っていく。
めちゃめちゃ、面倒くさいけど、ちゃんと、思った方向に倒れてくれるのでいい感じ。
小屋の裏に、枯れたすげーデカい松の木があるんだけど、小屋の屋根の方にカーブしてるんだよね。
これ、そのままだと、小屋にガッシャン!
ちょうど、カーブしているところが腐っているので、いつ何時落っこちてくるかわかんない。
前に、切ってもらうために人が来てくれたけど、小屋に隣接していて、反対側には倉庫、下にも倉庫なので、倒す方向は限られてる。なのに、木の向きは全然違う方向に伸びていると言う厄介者。
結局、クレーンを入れるって話になってるけど、クレーンが、ここまで登ってくることができない。
要するに、無理だってことだな。
そんなわけで、自力でなんとかするために、今のところは、ロープ&ウインチで、倒す方向をきっちり決めて倒すことができるように練習ってわけなのだ。
夕方、部落の人が来てくれた。
ちょいと前に、部落のお祭りがあって、区長さんに誘ってもらって参加したんだけど、それが良かった。
その時に、いろんな人たちと話ができて、部落内に「なんだか山に住み始めた奴がいる」と言うことが広がっているようで、「なんだか訳わかんない奴」から「あー、祭りにいたなぁ」くらいになったようなのだ。
そして、夕食は、ロケットストーブ&オーブンパンで、豚肉のスペアリブをこんがり焼いた。
今までと、なんだか、肉に対する見方が変わっていることに気がついた。
以前も、もちろんわかっていたし、意識もしていたし、命に感謝もしていたけど、毎日、虫を何十匹、何百匹と殺すようになって、さらに、釣りに行って生きている魚を〆るのを見ていたりすると、豚を殺して食べるという行為がリアルに感じられるようになってきた。
虫は、生まれても、あっという間に死を迎えるし、魚は、「キューッ」と泣きながら死ぬ。
きっと豚は「ブヒーッ」だろう。鶏は「コケーッ」だな。牛は多分、涙を流しながら落ち着いた声で「モ〜」だろう。
それから、切り刻まれて、パックに詰められて、値札が貼られて、人間が「美味しそうー」と言って買っていく。
そう思うと、人間って、鬼か悪魔かって感じに思えてしまう。
血の滴るような赤身の肉を、笑顔で食べちゃうんだから。
そんな訳で、今日も1日が終わった。
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