宅急便を受け取りに行っている間に、OPERAとFAN居なくなる

僕の家に来るのには、約2kmの山道を登って来る必要がある。
この道、そんなにメチャメチャ狭いとかってわけじゃないのだけど、宅配のトラックというのは、横幅が問題というよりも、背が高いのが問題だ。
2トン車で、3m〜3.5mある。
高さがあると、木の枝なんかに荷室がバシバシ当たってしまう。
トラックなんだから、ちょっとした傷などは良いのだろうけど “ちょっとした” どころでは済まず、ガリッガリになってしまうのだ。

一度、役場に枝を切ってもらったが、狭い道の場合は、3mを基準に切るそうで、高さが3.5mあるトラックでは、枝を切ってもらってあってもぶつかってしまうので、結局は意味がなかった。

そんなわけで、軽バンで配達してくれる、郵便局さんと佐川急便さん以外は、麓まで受け取りに行っているのである。
先日も、ヤマト運輸さんから電話をもらい、スクーターで2km下まで荷物を受け取りに行った。

で、帰ってきたら、OPERA(ヤギ)とFAN(犬)の姿が見えない。
どこへ行ったのか?しばらくしても姿を現さない。
そういえば・・・出発する時、OPERAが寂しそうに鳴いたのを思い出した。
その時は、大して気にも留めなかったが、もしかして、僕を追いかけて下へ降りていったのかもしれない。

すると、遠くの方で、犬の吠える声が聞こえた。
もしかしてFAN?
OPERAとFANの名前を呼んでみる・・・が、返答らしきものはない。

僕の予想は、OPERAが僕を追いかけて下に行ってしまったのを、FANも追いかけて一緒に坂を降りていったが、途中でよくわからなくなって迷子になってしまったのではないか?
FANは、犬なので鼻も効くし、道も覚えるだろうけど、OPERAは迷子になってしまっていて、FANがOPERAに対して「そっちじゃない!ワンワン」「こっちだって!ワンワン」とOPERAを誘導して吠えているのではないかと思っていた。

「まあ、そのうち帰って来るだろう」と、内心心配をしながらも、僕は僕で薪割りをして、フッと振り返ると・・・居るじゃん!
FANは、後ろに伏せていて、OPERAはのんびりと草を食べていた。

「なんじゃい」

帰って来るとは思っていたが、内心ではちょっと心配だったので、姿を見た瞬間に安心した。
迷子になっても帰って来れるとは思ったが、イノシシの罠にかかってしまっていたり、猟犬にOPERAが襲われたり、FANがケンカをしてしまったりしてないかとか、間違って撃たれたりとか・・・なんて心配したが、なんともなくケロッと、そこに居たのでちょいと拍子抜けしてしまったが、よかった、よかった。

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