かろうじて、ジャガイモ収穫できた

春、しなびたジャガイモを、畝を立てる前に畑に埋めておいた。
その後、その上に畝を立ててしまったため、埋めたジャガイモの種芋は、随分と深いところに埋まってしまった。
もう、芽が出てくることはないだろうと思っていたのだが、なんと、およそ50cm下からニョキニョキと目を伸ばして地上に顔を出したのだ。

それからは、ぐんぐんと葉っぱを伸ばし、誰よりも成長していった。
おかげで、畝を立ててから種をまいたほうれん草は、日光が当たらず、ちっとも収穫出来ぬまま花が咲いてしまった。

「まあ、ジャガイモが採れればそれでいいや」
と、思っていたのだが、温かくなってくると同時に、虫が襲来。
あっという間に、ジャガイモの葉っぱを食い尽くした。

ジャガイモの葉っぱが黄色くなったら収穫時期とのことだったが、黄色くなる前に全滅。
すでにジャガイモは諦め、ケールとカラシナも虫によって全滅。
ルッコラは、間引いたものは食べることができたが、その後は全滅。
かなりの量が成っていた枝豆は、OPERA(ヤギ)に食べられ、ほぼ全滅した。
とうもろこしは、なんとか1本だけ収穫できたが、残りは結局ダメそうだ。

山に来て、夏の畑4回目にして、初めてまともに育っていたが、野菜を収穫するのは、やっぱりそう簡単なことじゃないってことを実感した。
そんな中のサプライズが、今朝のジャガイモだった。
ジャガイモを植えていた場所に種をまいたほうれん草は、日が当たらず小さいまま花が咲き萎れている。
カラシナも虫によって、すでに全滅していたので、何も育っていない場所だった。

そこへ、新たにとうもろこしの種を撒くため、土をいじっていた。
すると、でかい石のような物体が土の中にあった。
石だと思い土の中から引き出してみると、なんと!ジャガイモだった。

「あれれ、出来てんじゃん!」
芋が大きくなる前に全滅してしまったかと思っていたけど、しっかりと、芋を太らせていた。
1.5m程度の幅にいくつか植えていたので、他の場所にも手を突っ込んでみると「おおっ、あるある」ちゃんと出来てた。
とはいえ、1つの茎に大きいのが1つとちっこいのがいくつかと言う程度だったが、それでも、出来ていてくれていたことが嬉しい。

そして、もう一つ驚きが。

土の中って、やっぱりあったかいんだー!

ってこと。
下の方にもあるかなぁ?と思って、15cm程度奥まで掘ってみたら「うわっ!熱っ」
いやいや、熱いってことはないんだけど、予想以上に温かかったので、ちょっとびっくりしたのだ。
温度は、測ってないけど、30〜40℃くらいあったかもしれない。発酵熱なのだろうか?

いや〜、それにしてもよかった。
ジャガイモなどの芋類は、土が深く柔らかで広くないと出来ないと思っていたので、現状では難しいと思っていたのだが、それが出来ていたことに驚いた。

それでも、実際に、畑用地としておこなった土づくりの土は、畝の下なので、まったく野菜の根が届いていない。
今育っている栄養素は、山道の脇を削って持ってきただけの土なのだ。
それでも、これほど育つのだから、これからが、とても楽しみである。

-FARM:畑, SEASONAL FOOD:季節の食べ物
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