いよいよ、山道のアスファルト補修始まる

僕が、初めてこの山に来たとき、集落から上がっていく約1.5kmの山道は荒れ放題だった。道路中央には、土がこんもりと堆積し、カレヤン(Porsche911)の腹をガリガリと擦り、両脇からは草がボーボーと出て、カレヤンのボディーをキーキーとこすり、凸凹の道路には穴がボコボコと空いていて、タイヤを落としながら走ってきた。幸い、背の低い車なので、上から突き出た木の枝などにはかからなかったが、引っ越しのトラックは、木の枝にボディーをぶつけながら来てくれたのだ。

そんな道路の、草を刈り、堆積していた土を除け、なんとか通れるようにしていった。トラックがぶつかる枝の伐採もチャレンジしたが、高所作業車もなければ、一人ではどうしようもなかったので、そこは役場にお願いした。
その後、アスファルトが崩れてしまっている場所の補修をお願いし、さらに、ボコボコと空いている穴の補修もお願いした。
そして、今回、ボロボロになっているアスファルトの補習もやってくれることになった。

山道は、どこかに抜けているわけではなく、突き当りが僕の家なので、僕と道路沿いに畑などを所有している人しか通らない。そう思うと、ほんの数人の住民のために道路を直してもらうのは悪い気はする。

都会なら、道路一本を多くの人たちが利用するからやる意味があるが、ど田舎や山の場合、利用者が少ないにも関わらず、道路の距離は長く、コストがかかる割には、その価値は低い。その上、税収は少ないとくれば、自治体は赤字になって当然だ。まあ、そうした状況を緩和するために、国や県が、税金を分配しているのだろうけど、それでも、夕張市などのように、地方自治体の財政破綻ということは、多くのところで起きる可能性はある。

僕のような人間が増えれば、そうした弊害も出てきてしまうものだ。ただ、そんな場合は、町道というのをやめてしまって、全部、私有地にしてしまえばいいんじゃないか?とも思うけど、どうなんだろうなぁ。
現に、僕も住んでいる小屋まで、私道が200mほどあり、その間は、自分で道路の整備をする必要がある。インフラを行政だけに任せるのではなく、周辺の土地所有者の税金で賄うようにすれば、無駄に土地を所有して放置する人も減るだろうし、必要な人が有効に活用できる可能性も多くなる。
ただ、都度、かかった分だけ税収が増えたり減ったりするのでは、不満が出るだろうから、単に、ほったらかしの土地の固定資産税をあげればいいだけな気もするのだが。

まあ、何をどうするのが最も良いことなのかはわからないが、とにかく、山道の補修が始まる。道路が綺麗になると、カレヤンで走りやすくなって良い。ただ、山奥感は薄れてくるので、ますます、ポツンと一軒家の取材が来そうもなくなるけど・・・

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