風呂の隙間にアリの巣?

たまーに、風呂にアリがいることが今まであった。
まあ、外にあるわけなので「そりゃいるわな」くらいにしか思っていなかったのだが、数日前、なんだかゾロゾロといることに気がついた。

アリってのは、特に深刻な被害ってのはないと思うので、チョロチョロしているくらいなら気にする事もないのだが、大量にいるとやはり排除したくなる。
毒はないのでいいのだが、何と言っても噛む。小さなアリなら「んっ?なんかいるなぁ」程度だが、大きくなると結構痛い。

ってことで、ジャジャジャジャジャーーーっと水でアリンコたちを流す。
すると、コンクリートの隙間から、ゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾゾゾゾロ・・・
「オチャー!」めっちゃ出てくる。
こりゃ、やばい!ジャジャーと水をかけて、隙間に潜んでいたアリを追い出した。

翌日。
隙間周辺を見てみると、キッチリ引っ越しをしたようで一旦解決。
しかし、いつまたアリが巣を作るとも限らないし、アリ以外にも入り込む可能性は大だ。

って事で、コンクリートで隙間を埋めた。
ケッケッケ、これで入れまい!

昆虫や動物たちも、やはり人間が作った構造物は便利なようで、蜂も軒下や穴の中に巣を作るし、こうした隙間にアリやムカデが潜んでくる。
「おいおい、ここは俺のテリトリーだぞ」と、主張してみても、そんなことはおかまいなしだ。
時には、向こうがテリトリーを主張するんだから困ったのものなのである。

自然との共生というのは、一見、難しいように思える。
僕も、それなりに考えてきた。
そして、2年が経過して思うことは、

好きなように生きればいい

ということだと思っている。
無理に、相手のことを考えてみたりしても、違っている場合も多い。
(人間同士にも言える)
昆虫に、便利な僕の使っている構造物を「どうぞお使いになって」なんて提供することは、確かに共生っぽいけど、それは、昆虫を甘やかすことになっている。甘えた昆虫に、未来を生き残っていく強い力は付かないのだ!

だからと言って、昆虫のことを考えてなどいないのだが、結果的には、正直どっちでもいい。
そこらへんの昆虫をどうにかしても、大きな視点で見れば、なんの変化もないのだ。
変化があるのは、自分の心情だけである。

自分の心が「あー、いいことした」とか思って、感慨に浸るくらいのものである。
僕は、僕が快適な状態するというのが最も良いことだと思っているので、そうするというだけである。

蜘蛛の巣も役に立つ

最近、夏というだけあって、蜘蛛も活動が盛んだ。
一晩経つと、昨日までなかった場所に、びっしりと蜘蛛の巣が張られている。
しかし、夏の間、あまり蜘蛛の巣を除去することはなかった。
それは、蜘蛛の巣は、他の虫を捕まえるので、僕にとっては好都合だったのだ。おかげで、蛾や羽アリはもちろん、機動力の高いアブや蜂なども、蜘蛛の巣に引っかかる。

他人から見たら、蜘蛛の巣びっしり状態など気持ちが悪いだろうが、そんな蜘蛛の巣も使いようなのだ。
とはいえ、いつまでもほったらかしにしてはいけない。
蜘蛛の巣も、粘着力を最大化させるために、たまに一掃して、新しく巣を張らせることも大事だと思いながら、

ジャジャジャジャジャーン!

と、蜘蛛の巣を撤去するのだ。
ファッファッファッファ!

  • B!