火力の落ちたロケットストーブの修復

山に来たばかりの頃に、ロケットストーブなるものを知り、早速制作。
火を扱えること、燃料がそこら辺に落ちていること、制作費もほとんどかからず、コストは無料という素晴らしさを実感していた。

しかし、しばらくすると、どうにも燃えにくくなってきた。
原因は、うすうす感じていたのだが、修復するのは不可能か、面倒なので、結局、ほったらかしにしてしまっていたのだ。

それから1年以上経ち、空の一斗缶を使って、クズ木を使って火を起こすようになった。一斗缶でも、十分いいのだが、その火を見ているうちに、ロケットストーブを思い出した。
ロケットストーブの方が、火が真上に勢いよく上がるので、火力が凄まじく見えるし、さらに、周りに火が流れないので、火の周辺にいても安全だという違いが見えてきた。

そして、やっぱりロケットストーブを修復したくなってきたのである。

火力減少の原因は、当初から予想していた通り、断熱材として中に詰めこんであるバーミキュライトが湿ってしまったため、断熱効果が弱まり、火の勢いが保てなくなっていた。
そこで、ロケットストーブの蓋を取り、中の断熱材を、ブルーシートの上に広げ、乾かすことにした。

本来であれば、何日が乾燥させておきたかったが、今日は夕方から雨の予報。なので、半日干すだけになってしまったが、最初に入れたバーミキュライトが崩れたりした分、蓋が下がっていたので、少し追加することにした。
追加には、今度は、パーライト。

バーミキュライトでも、パーライトでも、どちらでもいいようなのだが、パーライトの方が高い。
制作当初は、安いバーミキュライトを選んだのだが、最近の僕の方針として、

安いものと高いものあり、その違いがよくわからない場合は、あえて高い方を買う

に従い、高いパーライトにしてみた。きっと、いいはず。

まずは、買ってきたパーライトを詰め込む。
その後、乾かしたバーミキュライトを入れて完成。

早速テスト。

火を点けてみると「ボー」という音とともに、炎が吸い込まれていく。
うん、成功だね。
ってことで、修復完了!

You tubeに動画もUPしたよ。

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