禅 ZEN(2009年:日本)

禅 ZENを見た。
http://www.zen.sh/

なぜか、TSUTAYA DISCASのレンタルリストに入っていた。
と、いっても、もちろん自分で入れたのだが、
なぜ、この映画を選んだのかは、さっぱり忘れた。

とはいえ、つまらない映画ではない。
一度は、見ておいて損は無い映画だろう。

映画の中で、僕自身が最も印象に残ったのは、
僧侶の一人が、一緒にいた女性に覆い被さるシーンだ。

途中で、正気に戻り場を去ってしまうが、
「正気に戻るなら、終わってからでもよかったんじゃ?」という
とても不謹慎な思いを持った。

その後、その僧侶は寺を去ろうとする。
その際、「鬼はまだいるのか?」と問われ、「います」と答えて寺を去る。

なぜ、SEXはいけないことにされてしまったのだろうか?
僕も、一応、中学2年の時に教会に通い始め、
「子供を作る以外でSEXをしてはいけない」と教えられた。

そのことによって、僕は、20年以上苦しんだ。
常に、罪の意識にさいなまれ続けた。
僕も、牧師先生が「悪魔はいるのか?」と問うたら、
「はい、います・・・」と、下を向いて答えて、教会を後にしただろう。

しかし、一冊の本によって救われた。
それは、聖書でも仏典でもなく「神との対話」(サンマーク出版)だ。

その中で、神はこういう。
「SEXは、私が作ったものの中でも、非常に素晴らしいものだ」
そして、それは自然なことだとも。

この映画「禅」のなかでも、「あるがままを受け入れる」とある。
食べたいものを我慢するのではなく、
寝たいのを我慢するのではなく、
やりたいのを我慢するではなく、
好きなようにしたらいい。そう思うのだが・・・

神との対話には、こう書いてある。
「やりすぎてもいいか?」との問いに、
「大いにやりなさい。ただし、おぼれぬように気をつけなさい」と。

なんでも「過ぎる」のは、おすすめじゃないらしい。
そこからいくと、我慢しすぎるのも良くないだろうな。

せっかくの神聖な映画を、なんだか汚すようなコメントだが、
「こう言うヤツなんだ」と、諦めて頂いて、さらりと読み飛ばして欲しい。

でも、見ているときは、ちゃんと座禅をして見ておりました。
(映画の中に出てくる「座禅用座布団」も、持ってます。)
結構、信心深いんですよ。これでも。

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