映画:機動戦士ガンダムⅠ・Ⅱ・Ⅲ

機動戦士ガンダムといえば、
ほとんど、誰でも知っているアニメだ。
今でも人気が高い。

小学3,4年生の頃だっただろうか、
ガンダムのプラモデルが大流行で、
近所のプラモ屋さんに、朝8:30頃に集合して、
じゃんけんで買う権利を得るというようなことをやっていた。

当時、最も安いガンプラは、
1/144モデルで300円。

でも、300円も持ってなくて、
いつも、じゃんけんに加わることが出来なかったけど、
家にあった貯金箱からくすねて、
なんとか300円を調達して1度だけ買った。

ギャンというモビルスーツだ。
あまりにもマイナーだが、思い出深い。


中学の時には、同級の親友がこう言っていた。
「ガンダムには、悪い奴はいないんだ。」

ガキの僕には理解できなかった。
世の中は、いいヤツと悪いヤツがいて
いいヤツが悪いヤツを倒すというのが
もっぱら、当然のことだと思っていたからだ。

今でも、アメリカ映画は全部そうだ。
「悪いヤツ」というのが、否応なしに殺されていく。
あれを見ていると、アメリカの「命」の考え方が、
あまりにも軽い感じがしてならない。

あのストーリーが、アメリカは「善」で、
敵対する連中はすべて「悪」だ!という思想の植え付けなのだろうとおもう。

大人になった今は、ガンダムの良さが理解できてきた。
ガンダムのみならず、戦争であっても、なんであっても、
人は正義のために戦っている。

それが、自分自身のためだけであってもだ。

利権のことしか頭にない政治家であっても、
家族を養うため、少しでも裕福になろうと頑張っているお父さんであることは確かだろう。

人は、誰かのために戦うことを教えてくれるのがガンダムだ。
そして、人は、人がいてこそ生きられることも教えているし、
例え対立していても、人はわかり合えることも教えている。

ニュータイプという言葉が出てくるが、
今、世間を見てみるとスピリチュアルという事に携わる人達や、
第六感を重視した考え方、宇宙の力や自然の法則など、
まさに、ニュータイプが登場している時代ではないかと思う。

この先、さらに数十年後には、
本当に、見える形でニュータイプが
人類を牽引していくだろうと思う。

機動戦士ガンダム
ここまで、人気が高く、長く続く理由として、
未来を見据えた、素晴らしい作品であるからだと思わざるをえないだろう。

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