ワールドカップ史上最大の衝撃と言われた、
1966年のイングランド大会。
北朝鮮が、優勝候補であるイタリアを破りベスト8へ進出した。
予選さえも通過するなどとは、
誰も予想しなかった北朝鮮だったが、
予選を通過し、イングランドへ。
イギリスでは、まさか北朝鮮が予選通過すると思っていなかったので、
イギリスに入国することをなんとか阻止できないかと考えなければならなかったほどらしい。
僕が生まれる6年前の出来事。
今から、もう45年も前の話だ。
日本では、それからずっと後になってサッカー熱が起こり、
日韓ワールドカップなどが行われたが、
北朝鮮は、そのずっと以前から、世界のスターだったとは知らなかった。
前例のない取材許可が下りたようで、
北朝鮮での取材映像も豊富で、
非常に見応えがある。
北朝鮮のことが、ほんの少し身近に感じられる映画だった。
僕たちは、北朝鮮とひとくくりに言い、
なんだか、みんな悪い奴のような印象を持っているが、
北朝鮮の人々をみれば、僕たちとなんら変わりなく、
逆に西洋人の方が遠い存在であるのに、
なぜか、とても遠く感じている。
僕は、第2言語は英語ももちろんだが、
韓国語もやるべきだと思っている。
韓国と北朝鮮が早く1つになり、
日本と、韓国&北朝鮮、中国など、
アジアが1つになることを強く望むきっかけとなった。
60年後には世界統一を果たしたいものだ。