地震が起きた時に、背の高いものや、頭部分が大きいものは倒れやすい。そんな、家財にくっつけて転倒を防止するのが、「転倒防止粘着シート」
僕が主に使っているのは、テレビとデスクトップパソコン、背は高くないけど、高いところからずり落ちないように、オーディオにも使っている。
今回、引越しを境にテレビを売却して、テレビ無し生活をすることに決めたので、テレビをヤフオクで売却した。そのため、テレビを動かそうとしたら・・・粘着シートで、ビクともしない。
そして、粘着シートを外そうとしても、全く取れない。
全く、全く、全く取れん!
パソコンなどは、さほど大きくはないので、ベタベタにはつけてないけど、テレビは55インチで、結構でかいため、でっかい粘着シートで、足を固定していた。そのため、全くもって取れなくなっていた。
そこで、ググる。
すると、テレホンカードのような薄っぺらなプラスチックカードを、水につけてシャコシャコやれと書いてある。
早速、プラスチックカードを探す。当然、今時、テレホンカードはない。1、2枚持っているけど、今となっては、貴重な代物なので、違うやつを探すと、大量に出てきたのが、すでに利用していない医療機関の診察券。
医療機関の診察券を見ると、主に4種類あった。
1、紙のもの。これは、今回には使えない。
2、紙をラミネートパウチされているもの。こいつは使ってみよう。
3、クレジットカードくらいの厚みのあるプラスチックカード。これは、厚いので使えない。
4、テレホンカードのように薄いタイプのプラスティックカード。こいつですよ、こいつ。
話はずれるけど、この4種類の診察券。
医療機関のタイプによって違いがあるように思った。
まずは、3の厚みのあるプラスチックカードを使っているのは、主に、大きい病院だ。
そして、1と2は、小さい病院や個人医院なんだけど、ごく普通のところ。
4は、都心のちょいとこだわってる医院。
なんとなく、デザインなどを見ても都心っぽいのだ。
それはさておき、医者に通っていた頃を、ほんのりと思い出しながら作業開始。
水に、びしゃびしゃとカードを浸し、シャコシャコと切るように剥がしてみる。
結構な労力を使うけど、ちゃんとグーグル先生の言いつけ通りにしていくと、きっちり剥がれてきた。
剥がれた部分には、2のパウチされた診察券を挟み込む。
ということで、「取れねーよ」と思った、粘着シートは無事取れて、テレビは、落札者の元に運ばれていったわけです。
4年前に18万円で買ったテレビ、手元に残ったのは5万円。高いのか安いのかわからないけど、まあいいか。
これで、NHK受信料も払わなくて済むのだ。
高級整体院の診察券、さすがにへこたれずに働いてくれる
もっと、端っこにくっつけるべきだった。粘着シートまで遠い・・・
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