先日の雨の中、工具を外に出しておいたら、当然ながら錆びついた。
他にも錆びついている工具がいくつかあったので、ここで一発サビ落としをやりたいと思ったのだが、サビ取り剤って以外に高い。
サビ取り剤にお金をかけるのなら、新しく工具を買っても、正直そんなに値段が変わらないかもしれないほど。
そこで、どうにかこうにか、安くて効果抜群のサビ取り方法はないものかと模索していると、こんな記事を発見。
歯磨き粉、ライム、重曹、クエン酸、じゃがいも、サンポール、シュウ酸、コーラなどと書いてある。
う〜ん、よくある「お手軽だけど、ほとんど効果なし」っていう類だろうか?とも思ったが、クエン酸や重曹ならうちにある。
クエン酸は酸性、重曹はアルカリ性、ってことは、酸性だろうがアルカリ性だろうが、どっちにしてもサビが落ちるってことなのか?
それっていうのは、中性からどっちかに傾くと、何かしらの現象が生じるということなのだろうか?
疑いMAXで、でも、どうせ金銭的にはほぼ負担なしなので、クエン酸で試してみる事にした。
なんとなく、酸性の方が効果がありそうってことで。
トレーに、クエン酸をたっぷりと入れて水で溶かす。その中に、工具を漬け込んでみる。
ph試験紙で、ペーパーを計測してみると、クエン酸を入れすぎたようで、ph1という強酸性に。
こんなに簡単に、強酸性水って作れちゃうものなんだなー。
そう思うと、自宅のお風呂で、草津の湯(ph1.2-1.4)もどきが出来ちゃうじゃん。なんてことを思いながら眺めていると・・・
ぶくぶくと泡が出て来た。
この気体がなんなのか全くわからないけども、とにかく、なんかの反応が起こっているのは確かだ。
数時間漬け込んで、擦ってみると・・・
おー!
サビが取れた。それも、綺麗さっぱり。
こりゃすげーよ。
超お手軽で、超ローコストで、超効き目抜群じゃん。
これなら、五右衛門風呂のサビも綺麗さっぱり落とせちゃうかもしれない。
今まで、広範囲のサビ落としには、相当なコストがかかると思っていたため、この1年間サビサビのままにしていたけど、クエン酸や重曹なら、超ローコストで出来ちゃう。
アルカリ性にすればいいのなら、薪を燃やした灰でもいいってことなんじゃないか?
鍋も、灰でピカピカになったことを思うと、イケるような気がしてきた。
近々やってみるぞー
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