この山に来た時は、夏のはじめ。7月7日だ。
夏の時は、木々が生い茂っていて、影がたくさんあり、日光で暑いということはなかったので、よかった。
そして、秋になり、冬を迎えた。
山を買う前に、ここが北向きなのはわかっていた。
しかし、この時期の太陽の角度が、38度程度だったので、山の頂上からの角度が30度以下であれば、ちゃんと日が当たることになるのを計算して買ったのだ。
で、冬になってみると・・・日が当たんねーじゃん!
計算違いではない。
実は、木の高さが計算には入っていなかったのだ。
地表での計算によれば、日照にはまったく問題がなかったのだが、ちょうど、南から西に生えているヒノキが日光を遮ってしまっていたのだ。
それだけではない、朝日が昇る東には、ここよりも高い山があり、朝日は、10時ならないとお目見えしない。
そして、ヒノキに隠れるまでの、ほんの2時間が、僕の日光浴時間なのだ。
それでも、ヒノキの影から、チラホラと午後の日差しが見えるのだが、それも、午後2時で終了。
日照時間、一日4時間かよ。
下界に目を向けると、街には、光が燦々と降り注いでいるのだ。
あー、うらやましっ。
今は、南から西にかけてのヒノキを、ガンガン伐採しているので、来年は、午後の光も降り注ぐはずなのだ。
あと、何百本か・・・ガンバルゾー!
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