朝のフルーツ 散歩のついでに

FAN(犬)が来てからと言うもの、朝の散歩が日課になった。
僕の性格上、散歩もすぐに面倒になり、なんとか、この朝の散歩を効率化できないものか?とか、生産性に繋げられないか?などと言うことを日々考えながら散歩をしている。

それでも、散歩に行くと、OPERA(ヤギ)もFAN(犬)も楽しそうなので、いつも「ま、いっか」と思いながら朝を過ごしているのだ。

その散歩に、最近、ほんのり楽しみができた。
ちょうどこの季節、野いちごが道端にたくさん成っているのである。
この野いちご『ナワシロイチゴ』という名前らしい。
縄で縛ったように連なっているからだろうか?

これは『フユイチゴ』だった。
ナワシロイチゴとは、葉っぱの形状が違うよう。

こいつを、採ってはパクパクと食べながら歩く。
甘みは薄く、酸味の方が強めだけど、なかなか美味である。
毎日、毎日、散歩で食べまくっても、まったく減らない。
ついでに、FANにもあげてみたところ、バクバク喰っていた。
それでも、誰も食べないので減らないのだ。
ちなみに、OPERAは、実よりも葉っぱ派である。

このナワシロイチゴ、去年の今頃は、こいつを大量に採ってジャムを作った。
酸味があるので、ジャムとしては最適なのである。
ただ難点は、一つ一つが小さいので、収穫に時間がかかる。
それでも、散歩のついでに収穫すれば、散歩も収穫もできて一石二鳥だと思えばいい。

一般的なイチゴ狩りとは、まったく違う楽しみがここにある。
これも、まさにプライスレスである。

  • B!