ヤギを飼い始めたゾ

今日、うちに家族が一人増えた。
ヤギである。
ペットとしては、猫とか犬とか、いろいろいるが、ヤギは家畜とされている。
家畜というのは、働いて人の役に立つか、人の役に立つものを生み出すか、人に食べられて役に立つか、いずれにしろ何かしら人の役に立つことを前提にした動物のことである。

ヤギはというと、最も役に立つのは、除草だ。
とはいえ、ヤギにしてみたら、エサをたらふく食っているだけなのだが、人間としては、面倒な草刈りの手間が減る。

その除草に対して、飼育の手間やコストはどうかというと、これが、どうも大して手のかからない子達らしいのである。

まず、エサは、基本的に、そこらへんの草でOK
寝床は、作ってやるのがいいので、僕も作ってみた。

材料費としては、ほとんどが余っていたものをあり合わせで作ったので、足りなかった角材くらい、それが1,000円。最も高額なのが、蝶番。自由蝶番というもので、分かりやすい名称はウエスタンドアかな?
両方から、押して開くやつ。
ヤギが、自分で、小屋に出入りできるように、そうしてみたのだが、うまくいくのかどうかは、まだ不明。

ヤギの名前は「OPERA」である。
この子、仮面を被っているような顔をしているのである。

そこで、オペラ座の怪人から「OPERA」と名付けられたのだ。
なかなかいい名前だし、男前である。
僕の予想では、大きくなっていくにつれ、模様も変化していくと思うのだが、その変化もまた楽しみの一つなのだ。

車で連れてくるのに、暴れたり、叫び続けたりするのを心配していたが、暴れることも、叫び続けることもなく、穏やかに旅をしてこれた。
どこから来たのかというと、僕のところから90kmほど離れた新居浜市の大島という小さな島からだ。

車の中でも、家に着いてからも、とにかく食べ続けていた。
と、言っても、食べるのは早いわけではないので、量を食べている感じではないのだが、それでも、とにかく食べる。

まあ、まだ、生後3ヶ月だし、子供のうちは、とにかく食べてくれるのがいい。
それも、健康のバロメーターの一つのだ。

そんなわけで、今日から、ヤギのOPERAとの同居生活が始まった。
みなさん、ぜひ、OPERAに会いに来てあげてくださいな。

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