栗と柿とゆず

秋といえば「食欲の秋」
8月中旬から、超少食生活を始めたが、どうやら体の方が調子が良くなったのか、食事の量が増えてきた。

超小食生活を始めた頃は、体が多くを受け付けないというのを感じていて、腹四分程度食べると、もう胃がパンパンで、食べたくなくなっていたのだが、少しづつ食事量が増えてきたせいか、体調がよくなったせいなのか、理由はわからないが、最近は腹6〜7分ほどになっている。
まあ、食欲の秋なので、冬に向けて栄養を蓄えようとしているのかもしれない。

ってことで、まずは、栗と柿とゆずが実っている。
栗はイノシシに取られ、柿はハクビシンに取られ、ゆずは鳥に取られるので、動物たちとの食料争奪戦を制し、秋の味覚を手に入れた。

栗をGETするには、イノシシよりも先に落ちている栗を拾うのだが、実は、栗を狙っているのは、イノシシだけではない。
木の上で、すでにアリに食べられてしまっているものも多い。

そして柿。
まだ青く小さい実が成った時点で、ハクビシンに食べられまくっていたのだが、小さい箱罠を置いておいたら「こりゃヤバイ」と思ったのか、その日からハクビシンに柿が食べられることはなくなった。
しかし、熟れてくると、鳥や虫に食べられてしまう。
ハクビシンから守ることができたのは、たったの4つ。
それでも、この4つを美味しくいただくのである。

ゆずの木が、目立たない場所にひっそりと生えていたのを去年見つけた。
実が成っていたのは、たったの一つ。
周りの木を切って、極力日光が当たるようにしたところ、今年は10個以上実をつけていた。

実際、買ってしまっても大した金額ではないし、買ったものの方が大きくて美味しいことも多いのだが、それでも、自分家に生えているというのは、とても嬉しいものだ。

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