New York 6日目 ニューヨーク1日観光ツアー2

ニューヨーク(ヨーロッパにもたくさん)にたくさんある建築様式で、
1階に入るのに、階段を10段程度登って入るようになっている建物が多く見られる。
こうした造りは、昔、馬車の時代に、
まだ、舗装道路ではないため、馬車が水たまりを通ると泥水が飛び散る。
その飛び散った泥水で入り口が汚れないようにというために、高くなっているとのこと。
なんとなく洒落た感じに見えるのは、やっぱり現代だからなのか?
でも、今の建築って「ノッペリ」なのばかりなんだよね。これが時代なのか。
もしかしたら、数百年後には「カッコいい」と言われるのかもしれない。

この建物は、窓が上にいくに従って短くなっているんだけど、
これは、高く見せるために遠近法で工夫してあるんだって。
「高い」「でかい」を重視するアメリカっぽい感じだ。


そして、裏には2階だての小さな建物がある。
これは、召使いの人たちが住む家だったようだ。


そして、サウス・ストリート・シーポートへ来ます。
ここは、まさに観光地。
今、宿泊している場所からすごく近いのですが、
ニューヨーク湾へ船で出て、船からマンハッタンを眺めたり、
自由の女神を見に行ったりします。


まずは、昼飯。
シーポートの3階にあるフードマーケットで食事をします。
これは、各自好きなものを、好き勝手に買って食べてね。ってもの。
さて、何があるかな?と、見回ると・・・
ほとんど、どの店も同じようなものばかり。

チャーハン、チキンのグリル、焼きそば・・・
日本食か中華ばっかりです。
確かに、日本人と中国人は、圧倒的な人数を占めていますけど。!(◎_◎;)

ツアーでご一緒の男性と食事をしていると、
黒人の若者が1人やって来ました。
「・・・・・・・・ワンダラー」
何よ言っているのかはわかりませんが、
最後のワンダラーだけ聞こえました。
どうやら、$1くれよってことを言っているようです。
$1って、多分、$1くらいあげる人が結構いるために、
彼は、毎日「1ドルくれよ」って言い続けているんでしょうね。
はっきり言ってアホです。

この経済大国アメリカで、アメリカンドリームが溢れているアメリカで、
ただ呆然と毎日を生きているだけなんて・・・・
アメリカに生まれた裕福さが、アメリカにしかいないことで分からないなんて、不幸過ぎます。(T_T)
これは、日本にも言えますね。日本にしかいなかったら、
やっぱり、日本がどれだけすごいかはわかりませんよね。
ホント、日本もすごい国です。

せめて、手品Goodsでも買って、
ちょこっと練習して手品でも披露して、
にっこり笑ってかぶっている帽子を脱いてひっくり返すと「$1 PLEASE」とでも書いてあれば、
みんな喜んで$1入れてくれると思うんだけどね。
そうした思考も出なくなってしまっているんでしょうね。ご愁傷様です。(T ^ T)

さあ、午後は船に乗って海に出ます。
船の中は、中国語一色です。
人員比率は、中国人6割、日本人3割、その他1割。
さらに、中国人の持っているカメラが・・・5D+35ー350や24ー105などLレンズですよ~。
経済大国「中国」ですね。
世界第一位のアメリカに、2位の中国人と、3位の日本人が群がっている。
純粋に正しい光景なのかもしれませんが・・・・


マンハッタンを南側から一望します。
誰もが思うことでしょうが、この小さな島によくこんなに
ビルを詰め込むよな。
ちなみに、地盤は、どでかい一枚岩とのことなので平気っぽいです。


自由の女神です。


さて、ニューヨーク1日観光のラストは、
ミッドタウンにある、ロックフェラーセンターの最上階。
「トップ・オブ・ザ・ロック」です。


なんと、予約しないと入れないようです。
これは、シーポートの船も同じです。
予約しても、平日でも、常に数百人が並んでいます。
とんでもないことです!

こうした現状を見て思ったのが、
ニューヨークって、やっぱり金のなる木だな。
ってこと、東京の場合は、日本の経済が集まる場所だけど、
ニューヨークは、世界の経済が集まる場所ですね。
そうしたPowerは、東京の何倍~何十倍でしょう。

そして、今日はガイドさん曰く。
「今日の天気は最高ですね。こんな日は滅多にありません。地平線が見えるでしょ。滅多に見られないんですよ」とのこと。
なぜか、僕はこのセリフをよく聞きます。
富士登山でも、いつもこんな感じ。
運?それは最高でしょうけど。
きっと「これがお前の目指す景色!よーく見ておけ」と、言われて見せられているんだろうと、
勝手に解釈しております。この高さまで来
るのだということでしょう。

こっちが南側を向いた状態。


一本突き出ているのが、エンパイアステートビルです。
こちらにも展望台があり、夜景が最高だそうですが、
並ぶ列は、トップ・オブ・ザ・ロックの3,4倍だそうです。

そしてこちらが、セントラルパーク方面。


ずっと先に、ヤンキースタジアムが見え・・・るような、見えないような。

これで、ニューヨーク1日観光は終了です。
まあ、良かったような、そうでもなかったような・・・微妙でしたが、
まあ、良かったということにしましょう。

そうそう、ガイドさんに先日の出来事を聞いてみたんです。
「リービング・ヒアー?」と、聞かれたこと。
すると「Living Here?」ね。ここに住んでるの?ってことよ。
「あれ?」僕が聞いたのは「リービング」ではなく「リビング」だったってことだ。
「リービングでは、退去ってことになっちゃうよね」そりゃそうなんですよ。
だから、買い物袋を下げて帰って来て「退去するの?」とは聞かない。
だからわかんなかったんだけど、あっという間に解決しちゃいました。

さて、なんとなく日本人にたくさん会って、日本語をたくさん聞いたせいか、
生姜焼き定食が食べたくなってしまった。
そこで、日本人街へ行ってみることにしました。

続く

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