プルーフ・オブ・マイ・ライフ:2005年 アメリカ

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」

ピュリッツァー賞やトニー賞を受賞した舞台劇『プルーフ/証明』の映画化したものらしいが、
僕には、少し退屈に思えてしまった。
きっと、舞台だからこそのおもしろさ、凄さがあったのではないかと思うが・・・。
でも、賞を取った映画でおもしろいと思ったものは少ないけど。

それはさておき、映画の中での台詞で、目に止まったものがあったので書こうと思う。

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不安を口にするのはいい兆候だ。

イカれた人間は、そんな不安を口にしない

他のことで頭がいっぱいだ

本当にイカれてたら自問できない

疑問すら持たない

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以前、精神科医のお客さんが来たときに、
会った瞬間にこう聞いた「僕は精神病かもしれない」と。
すると彼は即答でこう答えた「違いますよ」
「えっ、なぜなにも話をしてないのに分かるんですか?」と聞くと、
「精神病の人は、自分を精神病だとは思ってないですから。絶対そんなこと言いません」

同じ事が映画の中で出てきたので、ちょっと目に止まった。

人間というのは奥深くておもしろいものだ。
イカれているのは、正常だと思っている自分たちかもしれないとはね。

「あなたはイカれていますか?」

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