グラン・プリ(1966年:アメリカ)、栄光のル・マン(1971年:アメリカ)

グラン・プリ(1966年:アメリカ)

栄光のル・マン(1971年:アメリカ)

2本ともカーレースの映画だ。
グラン・プリはF1、栄光のル・マンは、その名の通りル・マン24時間耐久レースが題材になっている。

栄光のル・マンをDVDで借りていたら、
たまたま、グラン・プリがTVでやっていたので、
両方を続けてみてみた。

僕は、昔から「男の友情」ものが好きらしく、
“この映画好きだなぁ”と、思うものは、
結構、男の友情系が多い。

まずは、チャーリー・シーン主演のノーマンズランド。
今気がついたが、この映画も、車関係だった。
そして、兄弟愛を描いたバック・ドラフト。
先日、ブログにも書いた、セント・オブ・ウーマンは、
アル・パチーノ演じる退役軍人と大学生の2人が主人公だ。

グラン・プリも栄光のル・マンも、
男達の戦いと友情が主体だ。

グラン・プリは、Ferrariとなんと日本のヤムラ(オーナー役:三船俊郎)の勝負がメインだ。
ヤムラは、実際には当時参戦していた(らしい)HONDAがモデル。
そして、最後にはヤムラが優勝する。

ス・テ・キ

今では日本勢はすっかり姿を消してしまい、
僕も、全く見なくなってしまったが、
アイルトン・セナの時代まで、FerrariとHONDAは永遠のライバルだったんだろう。
(と、いってもF1に対して詳しくないですが・・・)
こんな昔から、そうだったなんて素晴らしい。
(日本市場の興行収入を増やすためにそうしたとは、あえて考えないでおこう)

栄光のル・マンは、スティーブ・マックインが主演。
こちらは、またまたFerrariとPorcsheの王道対決だ。

24時間耐久レースなので、
途中は、大したドラマはないが、
映像の見応えは十分にある。(好きな人にだけは・・・)

今では、CGを駆使して迫力映像を作れるだろうが、
当時は、車載カメラを積んで映画を撮るのはとっても大変だったようだ。
実際のル・マンでカメラを積んでレースに参戦していたらしい。

DVDがいいのは、メイキング映像が付いていること。
この映画のメイキングを見ると、
撮影当時のことを、マックインの息子や関係者達が語っている映像が入っている。
当時、台本がなく、スポンサーから金が出ず、メチャメチャだったことが語られていた。

それでも、この映画の完成度は高く、
好きな人には、オススメしたい。
あくまでも、車好きの人限定オススメですが・・・ (^_^;)

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