若さの秘訣

昔から「若さの秘訣」について考えてきた。
それは「若いですねー、若さの秘訣はなんですか?」
と、良く聞かれるからだ。

実際にも、まだ38歳なので若い方だと思うが、
いつも、この返答に困っていた。

最近は、髪型のせいもあるのか
20代後半と言われるようになってきて、
年々若く言われるようになった。

この「若さの秘訣」について、
最近、新しい発見をした。

それは、アインシュタイン博士提唱の
相対性理論からヒントを得たものだ。

相対性理論(特殊相対性理論)を簡単に言うと、
「速い速度で動いている物は、時間の進み方がゆっくりになる」というもの。

光の速度(または、それに近い速度)で宇宙旅行に出て、
地球に帰ってくると、地球では何倍もの時間が経っていた。
と、いう浦島太郎のような話だ。

「時間がずれる」「時間の進み方が異なる」というのは、
実際に実験でも証明されているようなので正しいことなのだろう。

これは「時空のゆがみ」とも言われていて、
時間と空間を1つにまとめたものだ。

そこで、空間が時間に関係しているのなら、
光速で移動していない状態でも、空間にゆがみがあり、
時空というのなら、空間ごとに時間の進み方が違うのではないだろうか?
と、考えた。

たとえば「楽しい時間は早く過ぎる」というのがあるが、
あれは、楽しい時間が早く過ぎているのではなく、
「楽しい空間は、時間の進み方が遅い」のではないかと思う。

要するに、24時間というのは地球の自転を表しているだけであって、
楽しい時間は、本当は50分しか過ごしていないのに、
地球の自転による時計を見ると1時間経っているという具合だ。

なので「あら、もう1時間も経ったのね?」となるが、
本当は、50分しか経っていないのではないか?

地方と都会の違いもある。
地方の人達に比べると、都会の人達は、どうも若く見える。
僕も、都会のど真ん中に住んでいる。
これも、影響をしているのではないだろうか?

忙しく時間が流れているような場所ほど、
時間の進み方が遅いのではないだろうか?
そして、新しいものが生み出されている場所、楽しい場所、笑いが絶えない場所など、
そうした空間は、時間の流れが遅いのではないだろうか?
と、こんなに風に考えてみたのだ。

これに基づいてみると、地方に住んでいたとしても
都会に来てみる方が若さを保てる。かも?

楽しいことをやっているほうが若さを保てる。かも?

いつも笑っている方が若さを保てる。かも?

いろんなことにチャレンジしている方が若さを保てる。かも?

人の悪口や愚痴を言わない方が若さを保てる。かも?

忙しくしながらも充実した人生を送っている方が若さを保てる。かも?

とにかく時間が早く過ぎてしまうと感じる空間にいることが若さを保つ一つの秘訣ではないかと思う。

次回のテーマは、独身の方が若く見えるのはなぜ?

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