NATURE:自然

初めてのツリークライミング

ある時、Amazon Prime Videoで、ネイチャー系の動画を見ていると、高い木の上へロープ一本で “シュパー!” と登っていく映像があった。それを見た僕は 「な、な、なんじゃこりゃー!」 と、びっくり。早速、ググると、出て来た。なんだか、子供でもできると書いてある。ツリークライミングというもので、アクティビティーにもなっているとのことだった。 「な、なんだ〜、今の時代。当たり前のことだったのかぁ。知らんかった」 ということで、早速「イラストマニュアル・はじめてのツリークライミング」なる本を買って読 ...

霧に包まれた、こんな日は

霧に包まれている。湿度100%ってやつだ。90%まで目盛りのある、アナログ湿度計の針も振り切っている。 いつもは見える、下の街も、霧に遮られて一切見えない。こんな日は、 一人であることを強く実感する 孤独というのとは違うが、他の人々とは違う世界に生きているように思えるのだ。雲の上にいるとか、そんなふうではないのだが、何か、自分が集団から孤立した存在であるように思える。まあ、現実にそうなんだけど。 山に来た当初は、下の部落までの2kmの道のりが長く感じた。災害があり、道が寸断されてしまったら、陸の孤島になっ ...

台風、過ぎてった。

今回の台風10号は、超大型で強力、さらにゆっくり、そして、豊後水道を抜けてくるということで、こりゃ、確実に、災害コースだってことだったけど、いつの間にか、通り過ぎてた。 何度か、強い雨の時間帯はあったけど、ずっと降っているのではなく、時には止んで、なんとなく晴れちゃってる?くらいの時もあり、いつドバーッ!ドシャー!ズンデケデン〜!なんてことになるのかと構えていたんだけど、そんなイベントは何も起こらず終わってしまった。 どうやら、豊後水道には入ったには入ったけど、少し東に逸れて四国上陸って感じだったようだ。 ...

台風10号、かなりヤバイらしい

台風10号が接近している。一昨年、去年と続いた豪雨災害。今年は?と、思っていたら、いよいよ、ヤバそうな奴が接近している。 台風自体は、何回も発生しては上陸するということがあるわけだけど、今回の台風10号がなぜヤバイかというと、どうやら、地元の皆さんの定説として、四国と九州の間の海 豊後水道を台風が通過すると、必ず災害が起こる とのことなのだ。今回の予想ルートを見ると、見事に、豊後水道を通過の予定。さらに、超大型で強力、しかも、遅い。これは、まさに、大災害の予兆なのである。とのこと。 昨年は、池が埋まり、去 ...

初めて見た、セミの幼虫と羽化

夕方、外の水道にモサモサと動くセミの幼虫を発見した。 今までの人生で、抜け殻は多く見てきたが、中身入りの動くヤツは初めて見た。 しかし・・・登ってくる場所、間違えてないか? そう思ってみていると、案の定、ステンレスの蛇口に足をかけられず転倒。 ここで会ったのも、何かの縁だってことで、救出して木にくっつけた。 すると、のっそのっそと上まで上がっていき、脱皮! せっかくなので、動画を撮ってみた。

今年もミヤマクワガタが来た

夜9時過ぎ、ブーン、ブーンという羽の音が聞こえてきた。「セミが来てるか?」と思ったら、玄関網戸の外にミヤマクワガタ発見。昨年、風呂場に出現したけど、今年も、来てくれたのね。(昨年の記事は、こちら)

梅雨の始まり

どうやら梅雨に突入した感じである。ってことは、カラッとしたスカッと気持ちの良い季節は、終わったということだ。 これからは、湿気とカビとの戦いが始まる。そして、あと1ヶ月もしたら、アブとの決戦である。 都会でも田舎でも、住宅街でも山奥でも、マンションでも一戸建てでも、なんにしても良い部分とそうでもない部分があるのは当然なのだが、この山奥に、2年間住んだ経験で言うと、最大のデメリットは湿気と虫だろう。 まずは湿気。湿度が高いだけなら良いのだが、それによってカビが発生する。これが困り者だ。そのためには「湿気らな ...

サワガニっち

僕がこの山に来た時、あちこちにサワガニがいた。今まで、サワガニってのは、その名の通り「沢」にいるものだと思っていたが、沢から離れた土の中に穴を掘って暮らしていた。これじゃ、サワガニじゃないじゃん。ヤマガニ?とも思うが、それは、まあ良いとして。 雨上がりの日には、こうして顔を出している。 この写真の中には、3匹もサワガニがいるのだ。 一体どうして沢から離れた場所にいるのだろう?と、考えてみた結果、僕の勝手な推測によると、鳥やへびに食べられにくいので、あえて危険を避けるために山に来ている。捕食者は、サワガニは ...

不明だった植物、わかった

1ヶ月ほど前、ニョキニョキと伸び出てきた、一本の植物。葉っぱが大きく、茎は細いのに長く伸び、4枚の花が咲いた。もちろん、僕には、なんだか分からなかった。 そこで、来る人、来る人、みんなに聞いたのだが、誰一人わかる人がいなかった。「う〜ん、そんな珍しい植物生えてくるものなのか?」と思い、画像検索などもやったけど、まったくわからない。そのうち、ニョキニョキしていた一本は、折れてしまい、僕も、どうでもよくなっていた。 ところが、同じ植物が、何本も生え始めた。それでも、どうせ、名も分からぬ植物なので気にしないでい ...

発見!牡丹桜

先日、小屋の裏側から、ふっと見上げると、ピンク色した花を発見した。牡丹桜だ。細い木に、15輪程度花がついている。 周辺に、他に一本も見当たらないことを考えると、自然に生えたものではなく、植えたものであるように思う。ってことは、20年ほど前に植えられたはずなのだが、その割には、まったく育っていない。 右には松が伸び、左には山桜が。真ん中に挟まれて、どうにも伸びることができない感じだ。植え替えることができれば、やってあげたのだが、なんせ、崖の上で、道路からは、やや離れている。重機で掘り起こすことはできそうにも ...

ワラビ全盛

昨年は、あまり見かけなかったワラビが、今年は、いろんな場所で、ニョキニョキと顔を出している。特に、土をひっくり返した場所や、生えていた草を踏みつけた場所に多い。それは、他の草に覆われていないため、ニョキニョキしやすかったのだろう。それ以外の場所も、至る所にある。今年は、ワラビ豊作である。って作ってないけど。 ワラビは、食べようが、食べまいが、ニョキニョキ出てきている奴らは、ポキポキと折っておいた方がいい。でないと、シダとなってワッサワサと地表を覆い尽くしてしまう。ウチの山は、シダがワッサワサで、今でこそ、 ...

ヤマガラ卵温め中

昨年、僕の住んでいる小屋の外に置いておいた破れた長靴の中に巣を作り、無事に巣立っていったヤマガラ。今年も来ている。 昨年、イチローさんから巣箱をもらって、うちの軒下に付けておいたのだが、今年は、ちゃんと巣箱の中に巣を作った。やはり、巣箱というのは、鳥にとって非常に利便性が高い形になっているものなのだな。教えなくても、ここがBESTなんだとわかるようだ。 今までは、苔をせっせと運んでいたのだが、しばらく前から苔を運ばなくなった。ということは、卵を産んで温め中かなぁ、と思って覗いてみた。おっ、これは親鳥だな。 ...

「金の成る木」ならぬ「金になる木」だ

以前、しいたけ畑のじいちゃんが「こりゃ、金になる木だ」と言って、一本の細くて小さな木の皮を剥き始めた。「金になる?」と言うことは高く売れるってことか?と、思ったが、どうやら紙幣の材料になるってことだった。 すでに、名前は忘れたけど、調べてみると「ミツマタ」と言う植物らしい。Wikipediaによると、2005年の時点で、島根県、岡山県、高知県、徳島県、愛媛県、山口県の6県が国立印刷局と生産契約を結んでいたとのこと。愛媛が入っとるではないか、ってことは「金になる木」がいっぱいあるってことなのだな。 しかし、 ...

タラの芽は、やっぱり「芽」がうまかった

今か今かと成長を待っていたタラの芽。しかし、結論として、待つことはなく芽が少し出た状態で食べてしまった方がうまかったようだ。 しばらく前から、タラの木から芽が少し顔を出し、成長するのを待っていた。今日、気がついたら、すでに茎が伸びて葉が出ていたので、収穫することにした。近くだけでは、見つけられたタラの木は2本だけ。それも、細い木だったので、これでは寂しい。ってことで、山を登ることにした。 20分ほど登ると、頂上付近の整地された平地に出る。ここに、タラの木が何本も生えているのだ。勝手に生えているのか、その昔 ...

桜周辺の常緑樹を切る

桜、ほぼ満開になってきた。昨年は、よく見ていなかったのか、あまり咲いていなかったのか、どうも、山桜ばかりではないことに気が付いた。山の上の方は山桜なのだが、小屋周辺は、ソメイヨシノなのだ。生えてきたのではなく、きっと、植えたのだろう。20年ほど経ち、大きくなった桜の木々なのだ。 ってことで、小屋の正面に構える桜は、ソメイヨシノで満開の花をつけている。そこで、気になったのが後ろに生えている木々たちである。 下の方に花がないのは、倉庫への出入りに邪魔だったので切ってしまったのだ 後ろの木々は、常緑樹で年中濃い ...

梅が終わり、スモモの花が咲き始めた

どれだけ時が経とうが、必ず春は来るものなのだぁ。冬の寒さが長く続くと「本当に春は来るのか?」と疑いたくなってくる。しかし、やっぱり春は来るのだ。梅の花が終わり、スモモの木を見あげたら、ちらほらと花が咲いているのが見えた。山桜もつぼみを付けている。 「ああ、やっぱり春が来るんだ」 そう実感するのが、この花が咲く時だ。これは、人生にも言えるとつくづく思う。あまりにも冬が長いと、このまま春が来ないのではないかと思えてしまうことが良くある。しかし、振り返ってみると、いつも、冬のまま終わらず、必ずほんのりであっても ...

ヤマガラの奴、またも僕のzamberlanの中に

今年は、軒先にぶら下げた巣箱の中に、せっせと苔を運んでいる姿を目にしていたので、暖かい目で見守っていられたのだが、なんと、昨年もやられた、僕の登山靴zamberlanの中にも、苔がたっぷりと収められていた。1組のヤマガラだけが来ているのかと思っていたら、別のヤマガラも登山靴の方に巣作りをしていたのだ。それも、靴の方は、両足共に苔が入っていた。 Oh!My God! ヤマガラには悪いが、昨年同様、努力の結晶は、すべて無にさせてもらった。その代わり、こちらも昨年同様、長靴を洗って、同じように設置してやることに ...

突風の威力

突風によって、小屋の横に作ってあった、透明ブルーシートの屋根が破断してしまったことは、先の記事に書いたが、山を上がってみると、突風の威力をさらに見せつけられた出来事に遭遇した。まずは、西日本豪雨によって崩落した道路に養生しておいたブルーシートがめくれ上がっていた。小さなものではなく、6m x 6mほどの大きなものだが、それが思いっきりめくれ上がっている。 でも、まあ、あれだけの風が吹いていたのだ、このくらいは不思議ではない。元に戻して、重石を乗っけて完成。次に作業小屋へ行くと「んっ?」なんか様子が変だ。 ...

今年も軒先でヤマガラが巣作り

昨年の春先、随分と頻繁に小鳥が軒先に来ていると思っていたら、外に置いてあった靴の中に、苔がびっしりと詰め込まれていたことがあった。巣作りをしていたのだ。 昨年、3月30日撮影。足先の方までびっしりと苔が詰め込まれていた。 使う靴の中に巣を作られたのではたまらないので、破れてしまった長靴をちょうどいい場所に設置して、そのほかの靴には蓋をしておいたところ、思惑通り長靴の中に巣を作り始めた。しばらくすると、苔ではなく、ミミズのような虫を運んでいることに気がついた。卵が孵り、子供がいるのだろう。そう思って、覗いて ...

山男の資格

昨日、イチローさん夫妻とご友人が山登りにやってきた。 三人で山に登っていき、約1時間をかけて一周して戻ってくると、イチローさんの手に、蔓で編んだカゴが。 山登りをしながら、蔓を切って、カゴを編んで降りてきたとは・・・ これぞ、山男だとおもった。 もちろん、そんなに難しいものではないのだろうけど、山登りをしながら出来るものか? 早速、カゴの中に、もらったハッサクを入れてみた。 絵になる。 僕も、木を切って、作業小屋を建てたり、色々と作ったりはしているが、そこにあるもので、チャチャっと何かを作ることができるほ ...

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