MOVIE:映画
映画の感想
映画の感想
ブログの中に映画の話題が出てくるようになった時というのは、日常がつまらなくなってきて暇を持て余しているという証拠である。実は、以前もこうした傾向があり、しばらく映画の話題が続いたあと、ブログの更新が止まったことがあった。 実際、ログガレージの建築は、半年で、ログを1段積んだだけで停滞している。ログを1段積むのには、2日あればできることなのだが、それを180日かかっている。完全に、やる気なさそうである。 この間、ポツンと一軒家の取材が来て、OPERA(ヤギ)を飼い始め、ポツンが放送され、FAN(犬)を飼い始 ...
以前は、単なるコメディー映画だと思って、気にもしなかったのだが、Amazon prime videoで、チョロチョロと広告が出てくるたびに気になり、とうとう観た。 この映画「ある日、電気が無くなった」となっているので、単に停電かと思ってしまうが、実際には、電気を利用する機器のすべてが使えないという設定だ。なので、充電してあるスマホも、電池で動く壁掛け時計も止まる。もちろん、バッテリーも使えないし、発電機もダメだ。 この現象に対する原因を気にする人がいるが、僕は、以前から、こうした現象は起こることも、起こす ...
またまた、たまたまテレビが録画していた映画「寒椿」1992年に創られた映画なので、すでに10年の月日が経っている映画だった。しかし、全く知らなかったので、何の予備知識もなくみていて驚いた。 なんと!ナンノこと南野陽子さんが脱いでる・・・それも、上半身全開!びっくりした。 どうやら、当時話題になっていたらしいが、まったく知らなかった。 僕が中学生の頃が全盛期で、「吐息でネット」を口ずさんで、月刊マガジンに付いていたポスターを部屋の中央に貼って、毎日、とろ~んとした顔をしながら眺めていたほど、ナンノに惚れ込ん ...
【最高の人生の見つけ方】という映画を観た。 人によって最高の人生の定義は違うとは思うけど、僕が、この映画の中に見いだす「最高の人生」は、パートナーだった。 多くの人がそうかもしれないけどね。 この映画からわざわざわかりきったメッセージを受け取るわけじゃないけど、たまには、少し道を外してしまっているときに気づかせてくれることは確かだろう。 そしてキーワードとして、僕が掴んだものは「素直さ」だった。 自分に、他人に、正直で素直であること。最後にこんなセリフが出てくる「流れに身を任せればいい」人生とは、きっと幸 ...
【リバ・ランズ・スルー・イット】 僕は、やっぱり川が好きだ。地元浜松には、川があり、山があり、海があり、湖もあり、さらには、小さな都会もあった。そのすべてが好きだった。 でも、少し上流へ上ったところの川が一番好きだ。水はとても冷たくて澄んでいる。木々が生い茂り木陰は涼しく昼寝にピッタリだ。 浅い場所、深い場所、流れの速い場所、緩やかな場所、いろんな表情を見せてくれる。 川にはたくさんの生き物が住んでいて、一緒に生きていることを実感する。そして、少しの命を分けてもらうこともある。それが釣りだ。 釣りをまとも ...
知っている人には笑われるかもしれないが、まったく知らなかった攻殻機動隊 S.A.Cというアニメ。 タイトルを見る限り、単なるロボット大戦アニメか?という感じだが、見てビックリすることがあった。アニメのくせにといっては、本当に悪いが、一般的な、文化的要素の強い映画よりも正直、映画らしい・・・というか、メッセージ性が強烈なことに驚いた。 僕自身は、ガンダム世代で、ガキの頃はガンダムのメッセージ性などこれっぽっちも分からなかったが、大人になるにつれて奥の深さ、メッセージの重要性、人との関わり方や感情の動きなどと ...
テレビが勝手に録画しない限り、絶対に見ることがなかったであろうアガサ・クリスティーの映画。 ミス・マープル5 鏡は横にひび割れて アガサ・クリスティーは、名前しか知らなかったが、なんとなく、推理物であることは知っていた。推理物には、必ず殺人がある。 僕は、人が死ぬ映画を極力避けるようにしているが、なんとなく、見てしまった。 幸いなことに、殺人と言っても良くあるハリウッド映画のように血をドバドバと流して死んだり、意味もなく死んだり、敵と分類された方は何人も死んだりということではないので見ていても気分が悪くな ...
先日観た「赤と黒」というフランス映画と同じ主人公だった。この方、ジェラール・フィリップさん今はどうしているのだろうかと思ってググってみたところ、36歳の短い生涯を終えていた。 メチャメチャかっこいいです。役の中でも、ハチャメチャぶりが発揮されていて、観ていて全く飽きません。 フランス映画というと、ダラダラした感じの印象を持っていたのですが、ジェラール・フィリップさん主人公のこの2作品を観る限りでは、そんなダラダラな感じは、まったく受けませんでした。 「フランス映画なんて観ることないなぁ」と言う方がいたら、 ...
「きつねと私の12ヶ月」 タイトルを見る限り、絶対にレンタルビデオで借りない感じ。テレビに録画されていたものだが、それでも観ずに残っていた映画だった。 そういう残りものに限っていい作品であることが多い。この映画も、内容はきつねと10歳の少女のふれあい物語だが、ストーリーの中で、大切な事を教えてくれる。子供向けの本や映画というのは、必ず人が生きる上で大切な事が含まれている。最近、とても勉強になっている。 さらに、自然の映像もすばらしく美しい。僕は、昔から川がとっても好きで、ずっと、川の側に住みたいと思ってい ...
「赤と黒」3時間に及ぶ古いフランス映画。フランス映画を初めて最後まで観たかも? 何が良かったかというと、抜群にセリフが良かった。 セリフが美しい。ゆっくりとした展開と、長めのセリフのため3時間にもなってしまうのは致し方ないと思ってしまう。 きっと、フランス語が分かったら、もっと、美しく感じることが出来るだろう。
【きみがぼくを見つけた日】 アメリカで250万部が売れた人気小説を映画化。内容はこんな感じ。 1991年、シカゴのニューベリー図書館に務める28歳のヘンリーは、20歳のクレアと出会う。ヘンリーにとっては初対面だが、クレアは幼い頃からヘンリーを知っており、この日(リアルタイムのヘンリーに会う日)をずっと心待ちにしていたのである。 ヘンリーは(自覚している限り)5歳の頃から、自分の意思とは関係なくタイムトラベルしてしまう体質の持ち主だった。クレアと話すうち、どうやら未来の自分がクレアの過去に何度も現れており、 ...
1996年に日本で公開された「Shall we ダンス?」のハリウッド版。 【Shall We Dance?】ジョン・クラーク(リチャード・ギア)は、遺言書の作成を専門にするシカゴの弁護士。高級デパートに勤めるキャリアウーマンの妻ビヴァーリー(スーザン・サランドン)と2人の子供に囲まれた、幸福な暮らしを送っている。しかし彼自身は、心のどこかでむなしさを感じていた。そんなある日、通勤電車の中からぼんやりと外を眺めていたジョンは、社交ダンス教室の窓辺にたたずむ美しい女性の姿に目を留める。彼女は何を憂い、何を探 ...
「ネバーエンディング・ストーリー」あまりにも有名な映画過ぎて、観たことがあるのか、ないのかさっぱりわからなかったけど、観てみることにした。 ストーリーは単純明快、人間の夢や希望が形になる国「ファンタジア」そのファンタジアを人間の子供が夢を持つことによって救う。と、まあこんなところだろうか。 当然、子供向けに出来ているので、難しいことは一切無いのだが、正直「ちょっと、いいな、こういうの」と思ってしまった。 【子供に夢と希望を与える】このビジョンの素晴らしさに、ほんの少し目覚めてしまった。 いつか、僕も子供に ...
「グッド・ウィル・ハンティング」この映画を見るのは2回目だった。一度目は、1998年頃に観た気がする。その時に「いい映画だ」と思ったことは記憶にあったが、どんな映画だったかは覚えていなかった。 主人公のウィルは、数学の天才だか、家庭環境の悪さから、トラウマを負い心を開こうとせず、自分のことを話さない。口は達者だが、心からの言葉は出てこない。人とふれあっても捨てられるのが怖くて、捨てたくなくても捨ててしまう。 僕は、以前ヒーリングへ行った際、こう言われたのを思い出した。「前世は数学者ですね。数学ばかりやって ...
「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」 ピュリッツァー賞やトニー賞を受賞した舞台劇『プルーフ/証明』の映画化したものらしいが、僕には、少し退屈に思えてしまった。きっと、舞台だからこそのおもしろさ、凄さがあったのではないかと思うが・・・。でも、賞を取った映画でおもしろいと思ったものは少ないけど。 それはさておき、映画の中での台詞で、目に止まったものがあったので書こうと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 不安を口にするのはいい兆候だ。 イカれた人間は、そんな不安を口にしない 他のことで頭がいっぱい ...
朝っぱらから、くどい映画を観た。「バックドラフト」消防士の兄弟愛を描いた映画だ。観るのは実は2回目で、僕が大好きな映画の一つ。何度みても良いし、また違った視点で見ることが出来た。 初めて観たときには、兄弟の絆に注目していた。結構、男の友情ものが好きなのだ。 しかし、今回は少し違った。主人公として、弟のブライアンに注目が集まりがちだが、今回は、兄のスティーブンに目がいった。 兄のスティーブンは、父親の跡を継ぎ、立派な消防士になっていた。しかし、頑固一徹で自分のやり方を変えない性格。死を恐れず、失敗を恐れない ...
TVに録画されていた映画「グース」を観た。たぶん、全然有名ではない映画だと思うが、僕にとっては、こういった映画こそが創っていくべき映画だと思った。 内容は、グース(カモ科の水鳥「雁:ガン」)の卵を拾った少女が、ひなを育てて、最終的に渡り鳥の行き先をグライダーで誘導して鳥たちを渡らせるというもの。 これだけ聞くと観る気がしないかもしれないが、実際に見てみると、まず、とても自然の大切さが分かる。そして、(たぶん)CGではない、本当にグライダーと鳥たちが飛ぶ姿が美しい。 さらに、人の文明が発展し続けても、ちゃん ...
ダスティン・ホフマン主演の「卒業」を観た。結構前にも観たのだが、途中で観るのを止めてしまった。結末は知っていたのだが、やはり最後まで観たくてDVDを借りた。 この映画も非常に切ない映画だ。ストーカーまがいの行動には、ちょっと抵抗を感じるが、観ているときすごく胸が痛くなる。 もし現実だったら、叶わぬ恋は叶うのだろうか?
メル・ギブソンとヘレン・ハント主演のハート・オブ・ウーマン 家のテレビは、地上波とBSで放送している映画を全部録画する。なので、毎日1,2本映画が録画されているのだが、その中の1本が、このハート・オブ・ウーマンだった。 1日1,2本録画されていると、見切れないので、3本中1本程度しかみていない。あとは、HDD容量がなくなっちゃうので、見ずに削除している。 この映画も、結構ほったらかしにしていたが、今日、何となく見てみることにした。 冒頭、こんなナレーションから始まる。 男らしい男、誰もが憧れる男、常に先頭 ...
「Wの悲劇」1984年というと僕は、12歳。 先日、セーラー服と機関銃の話を書いたが、同じ薬師丸ひろ子主演の映画だ。セーラー服と機関銃と比べると、薬師丸ひろ子の演技も、映画の脚本もずば抜けて良く見えた。 3年という月日は、薬師丸ひろ子を成長させるための十分な期間だったのだろうと感じる。 この映画、映画の中で舞台を演じるという2重の演技になっている、そして、映画の脚本と舞台の脚本の内容をダブらせているという、ちょっと子供には分かりにくい内容なのだが、映画の中と舞台の中の演技を、うまく演じ分けなくてはならず、 ...
こんにちは、ALIA Markこと永田昌徳です。今日の映画は「孫文 100年先を見た男」http://www.kadokawa-pictures.jp/official/sonbun/index.shtml 孫文は中国の革命化として有名だけど、この映画の中では、逃亡先のマレーシア・ペナンでの出来事だけを取り上げている。 どんな人が観ても、いい映画だと思うとは思わないが、少なくとも僕には、とてもいい映画だった。というか、未来に起こる自分の人生を投影しているところがあり、非常に共感すると同時に、孫文と同じ道は ...
1981年というと、僕は9歳だ。さすがに9歳で、この映画を見る機会はないので、話題にはなっていたものの観たことはなかった。そして、31年後の今日、初めて観た。 初めは日本映画特有の、つまらないパロディーがあるが、その後は、意外とおもしろい。 とはいえ、特に目立った特徴はなく、話題になっていた、機関銃をぶっぱなして「カ・イ・カ・ン」というシーンも何度となくあのシーンだけ観ているので記憶に残ったが、普通に映画を観ていたら、それほど印象に残るシーンではない。 きっと、高校生が「快感」という言葉を発すること自体が ...
3記事立て続けに映画の記事だと、なんだか映画ばっかり観ているような印象を持たれそうだが・・・その通りなのだ。 今回の映画は「東京公園」 ツタヤディスカスで借りてみた。最近の邦画は、昔のようにくだらない逆などが無くて、純粋で“普通に観れる” 邦画特有のくだらないギャグは、非常に映画をつまらなくさせていると思うんだよね。 この映画の言いたいことは・・・正直、あまり良く分からないが。 結ばれる二人と結ばれない二人。結ばれても引き裂かれる二人。そうした繋がりを描いている感じ。 今朝、実は似たような話を聞いた。昔、 ...
映画館に行ったのは久しぶりだ。それでも、昔よりは行くようになった。20代の頃は、映画館などに行ったことはなかったといってもいいくらい行ってない。今でも、映画館で見るよりも、基本的には家で見る方が好きだが、たまには、映画館もいいものだ。 今、公開している「海猿」海難救助隊の物語だが、以前、プロフェッショナル仕事の流儀でも見ていたので、仕事の内容に関しては、予習がされていた。映画というのは、大げさなのが一般的だが、どうやら、海難救助に関しては、映画でも大げさそうではなかった。むしろ「事実は小説より奇なり」なの ...
狂った果実:石原裕次郎と津川雅彦が主演。 石原裕次郎は、若いときのままのイメージなので見れば分かるが、津川雅彦はと言えば、かなり歳を取ったイメージしかないので、若き日の津川雅彦は、とても新鮮だ。 当然だが、誰にでも若いときはあるというのを感じる。自分自身を振り返ってみても、当然のことながら、もっと若いときがあった。どっちがいいだろうか?と、たまに考えることがあるが、やはり、断然今だ。少しだけ、おなか周りの肉が削減されればもっといいのだが。 この映画、裕福な家庭の若者を描いている。メインの舞台は、逗子だ。別 ...
日本映画は、あまり積極的に見る方ではないが、リリーフランキーの東京タワーかとおもって見てみたら・・・違ってた。 黒木瞳さんとV6の岡田くんが主演の恋愛映画だった。gooのレビューを見ると、賛否両論らしい。言われてみれば確かに賛否両論になるのは分かる。 否定的なのは、僕の予想では、映画の中のような経験が全くない人だろう。あまりにも現実離れしていると感じると、映画を見ていてもおもしろくないかもしれない。 肯定的な人は、きっとこんな人だろう。映画のような経験がある人又は、そうしたことに憧れている人。こうした人は ...
今日は、朝5時起きで車の撮影。YuujiくんとShogoくんを付き合わせて3人で東京の街を5時間半、走りまくり撮りまくりました。おかげで眠い・・・はずなのですが、そうでもなく。 飯のついでに映画を一本。「天使にラブソングを2」です。 1993年の映画なので、今から19年前。19年前というと、僕は20歳ですねー。何をやっていたんだろう?と、思い出してみると・・・・ 水商売をやりながらAmwayビジネス真っ盛りですね。こんなことを、今書くと軽蔑されそうですが、事実なので仕方がありません。 この天使にラブソング ...
物語は、1988年のカナダ カルガリーで行われた冬季オリンピックでの出来事を元にして創られている。常夏の国ジャマイカ ボブスレーチームの物語だ。 僕は、あまりスポーツを見る方ではないので良く知らないが、ジャマイカがボブスレーに出たことくらいは知っていた。 雪のない場所での練習などは、誰が考えても困難なのが分かるが、ジャマイカチームにとって、それよりも困難らしかったのは、映画では大して触れていないが、どうやら資金のようだ。 ジャマイカにとって、オリンピック出場のための資金は、非常に高額で、初回は投資をしても ...
この年代で、映画のタイトルが「招かれざる客」とくれば、大抵は、白人社会の中の黒人のことを示すことは、容易に分かることだろう。 ハワイで知り合った、23歳の白人の女性と、37歳の黒人男性が、知り合って10日後に結婚の許しをもらおうと、女性の家を訪ねるという設定だ。 いかにも「招かれざる客」である。 映画の内容については、ネタバラシになってしまうので、あまり書かないようにしようと思うが、この映画は、非常にお薦めなので、ぜひ見てもらいたい。 白人と黒人という分かりやすい設定ではあるが、自分自身が招かれざる客にな ...
グラン・プリ(1966年:アメリカ) と 栄光のル・マン(1971年:アメリカ) 2本ともカーレースの映画だ。グラン・プリはF1、栄光のル・マンは、その名の通りル・マン24時間耐久レースが題材になっている。 栄光のル・マンをDVDで借りていたら、たまたま、グラン・プリがTVでやっていたので、両方を続けてみてみた。 僕は、昔から「男の友情」ものが好きらしく、“この映画好きだなぁ”と、思うものは、結構、男の友情系が多い。 まずは、チャーリー・シーン主演のノーマンズランド。今気がついたが、この映画も、車関係だっ ...
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