FAN(犬)なんと!鳥を捕まえる

今日は、昼前からパラパラと雨が降り出した。
僕とOPERA(ヤギ)とFAN(犬)の三人は、作業場の屋根の下で眼下の街を眺めながらのんびりしていた。
すると、突然、FANが起き上がり駆け出した。

FANが道の下にたどり着くとき、一匹の鳥が飛び立った。
「鳥に反応したのか」そう思っただけだったのだが、その後、FANはどこかへ行ってしまったので、気になってフラフラと歩いて移動してみると・・・いた。

なんと、FANが鳥を咥えている

「んっ?鳥は、さっき飛び立ったはず。死んでいたのか?捕まえたのか?」
死んでいたのならすでに冷えているはずだが、捕まえたとなれば体温で温かいはずだからと思い、触ってみると・・・温かい
完全に生きている時と同じ程度の温度だった。
ってことは

FANが鳥を捕まえたのだ!

なんとも、まあ、猟犬になるとは思ってはいたが、自力で鳥を捕まえることができるようになったとは驚きだ。
見ていると、羽をガシガシとかじっている。
羽を食べちゃうと、以前のイノシシの皮と毛ごと食べちゃって、ビチャビチャの下痢とゲロ状態になってしまうといけないので、毛をむしってやった。

その後、羽を咥えて振り回しているものの、何をどうしていいのかわからないようで、結局、目の前に置いて座り込んでしまった。
なので、僕が捌いて調理してやることにした。

法律では、野鳥の捕獲は禁止されているが、犬が捕まえて死んじゃったものなので、これは、自然の食物連鎖の一部ってことで、捕まえた本人が食べるってことで良しとすることにした。

Niceタイミングで、イチローさん登場!

さて、鳥ってのはどうやって捌くのか?
ググってみると、出てくるのは鶏ばかりだが、まあ、同じようなものだろうってことで参考にする。
しかし、すでに死んでしまっているので、頭を落としても血は出てこない。
仕方がないので、血抜きはせずに捌くことにした。

その時「ブブブー」と原付に乗って、イチローさん(部落のおじさん、笑い顔がICHIROさんにそっくりなので、僕が勝手に“イチローさん”って読んでいる)
がやってきた。
『おっ、ちょうどいいところに来た』
鳥の捌き方を聞くと「鳥、捌いたことないなぁ」という返事。
僕は、当然、ニワトリなんかをバシバシ絞めているかと思ったけど、そうでもなかった。

まあ、でも、鳥でも動物でも、基本原理はみんな同じだろう。
ってことで、腹から開いて、あばらを折って、内臓を取り出して開いてみた。

やっぱり、一緒だな。

死んだばかりで新鮮だろうから、あんまり焼かずに表面をさっとバーナーで炙って終了。
FANに与えてみると、咥えたまま、どこかに行ってしまった。

「んっ?土に埋めてる?保存用なのか、埋葬したのか?どっちなんだ」

埋葬ってことはないよな。
たまに肉や骨を土に埋めて保存しているようだけど、すぐに食べる時と、土に埋める時との違いはなんなんだろう?

お腹がいっぱいの時?
一口では食べきれず、じっくりと食べたいので、とりあえず隠しておくとき?

ググってみると、他の動物に取られないように隠すとか、保存しておくという本能らしいけど、中には、死んだ子犬を土に埋める親犬ってのもあったので、埋葬ってことも無くはないらしい。

FANの行動で、ちょっと不思議だったのが、隠すだけなら僕に知られないようにすると思うが、なんと!

埋めた場所へ、僕を案内したのだ

なんでだろう?
僕は、FANがその場所に行って座っているので、僕は鳥の巣でもあるのか?と思い行ってみると、土に埋まった鳥の脚が見えた。
引っ張り出してみると、さっきの鳥だ。

FANが埋めたってことなんだろうけど、なんで、ここに案内した?

もしかして『ちゃんと埋葬したよ』っていうことか?
「まさかな・・・」でも、隠したんなら教えないはずだし、なんでなんだろう?
不思議な行動だった。

2、3日しても、そこに埋められていたとしたら、きっと埋葬したんだろうと理解しても、間違っていないかもしれない。
その時に、無ければ、落ち着いて食べたかったのか、保存したってことなんだろう。

でも、やっぱり埋葬ってことはないな。
羽を咥えて、ブンブン振り回してたし。

でも、わかったことは、やっぱり、

猟犬にぴったり

ってことだな。

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