ケーキカットの時、どこ見たらいいの?

披露宴での、夫婦最初の共同作業と言われるケーキカット。もしくは、鏡割り。
司会者からの「御入刀ください」に合わせて、ゆっくりとケーキにナイフを入れていく。
ナイフを入れ終わった後、顔を上げると、友人や親族達が周りを取り囲んでいる。
みんなカメラを構えているが・・・「いったい、どこを見ればいいんだ?」状態に陥ってしまう。

友人の中には、声を掛ける人もいるから、そちらを見ればいいと思うが、どういうわけか、新婦の友人なら新婦だけ、新郎の友人なら新郎だけが見てしまったりする。

その原因
1.席が、新郎側と新婦側に左右に分かれているため、どうしても、新郎側は新郎友人や親族、新婦側は新婦友人や親族と、偏りやすい
2.友人の声が小さく、近い方にしか届いていない
3.他の人も同時に声を掛けるため、自分の友人を無視するわけにいかず、お互いに、お互いの友人のほうを見てしまう。

ちなみに、僕たちプロフォトグラファーの場合、当然ながら目線がずれてしまうことはありません。
その理由
1.真正面に、堂々と立つ
2.声がデカイ
3.手振りで視線を誘導する

そこまですれば、友人達のカメラにも迷うことはないのですが、そんな友人ばかりいたら、座っている人たちが見えなくなってしまい大迷惑ですよね。

そこで、ケーキカットの時に、どこを向いたらいいのか伝授します。

1.まず、友人や親族のカメラに向かない
 友人や親族のほとんどは、しゃがんで下からカメラを構えています。
みんなのカメラに視線を合わせようと思うと、二人が下を向くことになってしまい、誰の目から見ても不格好。なので、基本的に友人・親族のカメラに視線を向けない方がよいのです。
 
でも、目線を向けてあげないと悪い気が・・・
とも思ってしまうでしょうが、結構な人数の人達がカメラを構えていたときに、実際、二人が同じカメラを見ることが出来る可能性は、低いでしょう。
もちろん、とっても目立つ人だったり、声の大きい人であればわかりやすいので、そんなときは、その人のカメラを見ていいと思いますが、それ以外は、基本的に無視する方向で。

では、どこを見るのか?

2.視線の高さは維持。右・正面・左と視線を変える
 視線は、カメラではなく、披露宴会場全体を見渡すように、視線はまっすぐ向けます。
そうすることで、下の方で構えている友人カメラには、未来を見据えたような二人の凛々しいケーキカットの姿が写ります。
そして、右・中央・左へと3回だけ視線を移動していくことで、どの友人カメラにも、いい感じのショットが撮れているようになります。
一方向に止まっている時間は、ケーキカットの時間にもよって変わってくることになりますが、短くても1分程度は行っていると思いますから、一方向10秒〜15秒程度で変えて行けばよいでしょう。
もちろん、列席者が多く、会場が広く、友人カメラが多いときなどは、長めに行ってもいいし、右・中央・左・中央・右と繰り返してもいいと思いますが、あまり、カクカク動かないように、自然に視線を流すようにしてみてください。

ちなみに、プロフォトグラファーのほとんどは、一番始めに、正面から声を掛けて視線をもらうか、最後のギリギリに声を掛けるかのどちらかですので、中途半端なところでは声を掛けませんので、安心してください。
友人から、途中で声を掛けられれば、そちらを見て構わないし、その後、その直前に見ていた辺りから続ければOKです。

3.どうやって、視線を合わせていくの?
 右・中央・左といっても、お互いに相手がどの辺りを見ているのか分からなかったりします。そこで、主に新郎が誘導していくと良いでしょう。
ケーキカットの時、普通に考えると、新郎新婦が会話をするとは思えないと考えますが、誰も会話をしてはいけないなどと言うこともないし、お互いのほうを見てはいけないと言うこともありません。

そこで、「この辺を見てるよ」などと声を掛けて視線を合わせればOKだし、途中に、お互いのほうを見て会話をしても構いませんし、右・中央・左と視線を移して、時間が余ってしまったら、お互いのほうを見て話をしてもいいでしょう。

よく、ケーキカットの写真で、「見つめ合って〜」と言われて、見つめ合うシーンの写真がありますが、見つめ合うという行動をわざわざ行わなくても、二人で楽しそうに会話をしているだけで、いい感じの見つめ合いショットもどきになるわけです。
その時に、注意したいのは、二人とも結構近い距離に顔があるので、顔を引いて距離を取ろうとしないこと。それをしてしまうと、不格好になってしまいます。

見ると言っても、完全に向き合う必要はないので、声を掛ける側がやや向いて、声を掛けられている方は、軽く答える程度に何となく向く感じで十分でしょう。
もちろん「見つめ合って〜」と、お声がかかれば、ガッツリと見つめ合ってあげてください。
でも、その時も、あまり顔を引いて距離を取ろうとしないようにご注意を。

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