今日の宿泊先は、地元浜松から少し西に行った、鷲津というところ。
そこのビジネスホテルに泊まっている。
車なら、駅近や、目的地の近くなど関係なく、宿泊先を決めるのだが、電車移動の場合は、そうもいかない。
駅近で、明日の葬儀が行われる斎場の近くのホテルを選んだ。
そのため、大浴場も温泉もない。
ユニットバスのお風呂にお湯をためて入ってみた。
すると、なんとなく、入り心地がよくない。
なんだかわからないけど、いまいちなので、暑すぎたのかと思い、ぬるくしてみる。
それでも、入りごごちが変わらない。
そこで、わかった。
水が硬いのだ。
たったの7日間ではあるが、山での生活で、風呂の水は沢の水だったので、温泉のような入り心地で、水自体が柔らかかった。
それに、すっかり慣れていたのだろう。
その後、ここ3日、奥さんの実家の風呂は、井戸水なので、違和感なく入っていた。
そして、今夜、12日ぶりに、水道水の風呂に入った。
今まで、うちでは「マグプレミアム」という、強力な磁石の中を通す活水器をつけていたのだが、引っ越しのために、引っ越す数日前に外しておいた。
すると、つけたばかりの頃は、水の変化に気がついていなかったのだが、取ったら、まるっきり水の性質が違うのに気がついた。
やっぱり、水が硬く感じたのだ。
小学生の頃、修学旅行で東京に来た時に配られたお茶が、ドブ臭くて飲めなかったのを思い出す。
東京の水は、今では、浄水設備が日本一良いらしく、水道からミネラスウォーターが出ると言われるほどになった。
それでも、自然の水と比べたら、天と地の差ほどあるのだろう。
温泉に入った時の、あの「ゔはぁ〜」という思いは、やっぱり、正直な体の声なんだなぁ。と、つくづく思った今日の風呂だった。
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