今日は、つくばへ行った。
筑波山周辺の山を周る。
もっとも東南に位置する低めの山の、東南の面がもっとも良い。
「あー、売地とか書いてないかなぁ」と、つぶやきながら山をめぐるが、ちっとも書いてない。
ネットにも、全く出てない。
大きな川もないし、海にも近くない、田舎らしい感じもなさそうだけど、それでも、都心まで90分、奥さんの実家までも90分、距離的にはかなりいい。
そして、新しいことに気がついた。
関東平野で、山は、筑波山周辺か、房総半島の南があたりくらい。
筑波山周辺は、本当にちょこっとしか山はない。
しかし、実は、山がいっぱいない方が、いいことに気がついたんだ。
それは・・・
見晴らしがいい
山ばかりの土地では、より高い山に阻まれて、決して眺望が良いとはいえない。
見えるものといえば、麓に広がる集落と田園くらいで、目の前は、向こうの山っていうのが、山に住む定番だと思う。
しかし、筑波山周辺は違う。
山の真ん中に入れば、眺望はないが、平野に面した場所なら、スカー!っと抜けているのだ。
以前、つくばに来た時に、下に田んぼが広がり、その向こうに東京のビル群、そして、さらに奥に富士山がくっきりと見えたことがあった。
その時のことを思い出したのだ。
東京や富士山は、西側になるので、西に開けた場所ではないと見えないけど、家を建てるのに、西向きはごめんだ。
そうなると、東から南にかけての角度なのだが、眺望的には、霞ヶ浦ってことになる。
それでも、素晴らしい眺望だ。
さらに、もう一つ気がついたことがあった。
山は、登ってしまえばいいってことだ。
筑波山だけは、877mでまあまあ高さはあるが、その周辺は400mとか300m程度、要するに丘レベルの高さしかない。
朝の散歩で登れるレベルなので、富士山を見に、ちょいっと登ればいいだけだということがわかった。
やばい、いいかもしれない。
そして、大多数の人(地元の人たちも)がそのことに気がついてないんじゃないか?
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