ヤギ増えた

2日前に、OPERA(オスヤギ)が寂しがるので、嫁さんをもらってきてあげようか、どうしようか?という記事を出したが、もう、早速、もらってきた。
半年前に行方不明になってしまったCHARは、生後3ヶ月の子供だったが、今回は、OPERAよりもお姉さんの3歳。
種類は、CHARと同じトカラという種類。
OPERAも、トカラの血が少し入っているのだが、トカラ特有の茶毛は、OPERAには見られない。

トカラは、ヤギの中では小さな種類なのだが、今回来たメスヤギは、OPERAと体格は大差ない。
OPERAが小さいってことなのだろうけど、体格でも、力でも、互角に張り合っている。

ちなみに名前は、今まで「フジさん」と呼ばれていたので、僕は「不二子」とつけることにした。
で、呼び方は「Fuu(ふー)」にした。

Fuuを選んだのは、OPERA自身。
ヤギをたくさん飼っている方のところに、OPERAとついでにFANも一緒に行って、いっぱいいるメスヤギと対面。
その中から、どうやら気に入った様子のFuuを選んだというわけなのだ。

と言っても、単にFuuが、ちょうど発情をしていただけとも言えるのだが、まあ、そんな偶然でも、必然ってことで。
ちょうど、発情していたので、早速、合体!を確認。

以前、CHARがいた時には、OPERAが何度チャレンジしても、発情していなかったためか、一度も合体していなかったと思われる。
なので、今までOPERAは童貞だったのだが、今回、めでたく童貞卒業とあいなったわけである。

ちなみに、FANも、いつものアグリと合体したところをほんの2週間前に見てしまった。
こちらも、ちょうどFANが発情していたので、もしかすると、こっちも、ちょうど処女喪失シーンを見てしまったのかもしれない。

というわけで、二匹ともめでたく大人になったわけだ。
Fuuは、もう、たぶん何度も子供を産んでいる大先輩である。

レディーファーストか?女が強いのか?

昨夜、Goat Garden(OPERA GARDEN改め)に二匹を入れた後、見に行ってみると、OPERA HOUSEの中にいたのは、宿主OPERAではなく、Fuuだった。
一日で、OPERA HOUSEは、Fuu Houseになっていた。
OPERAはというと、草を山盛りに積んだ上で寝ていた。

これは、レディーファーストなのか?
それとも、女が強いのか?

理由はわからないが、まあ、人間界でも同じだが、これで良い。

女同士は仲良くなれない・・・のか?

今まで、OPERAとFAN(メス犬)は、いつも一緒にいたのだが、Fuuが来たことで、やっぱりヤギはヤギ同士仲良くなる。
どんなに頑張っても、OPERAとFANが男と女になることはなかったが、OPERAとFuuでは、会った瞬間から男と女だったことを考えると、FANがのけものになってしまうのは仕方がないことだ。

CHARの時は、体格がFANの方が大きかったためか、FANがCHARを威嚇していたが、今度は、まるっきり逆。
Fuuの体格は、OPERAと同じ程度なので、FANの何倍も大きい。
その巨体で、ドカッ!と突進され、FANは、もうタジタジである。

そのおかげか、FANはOPERAというよりどころを失ったため、頼れる相手が僕しかいなくなってしまった。
そのため、若干、“仕方ない風”な雰囲気はあるが、僕に寄り添ってくる。
これは、Fuuが来てくれたことの効用である。

もう一つよかったことがある。
それは、2日前の記事でも書いたが、OPERAを一人にすると、寂しくて泣き叫んでいたのものが(鳴くというより、マジ泣きな感じであった)、Fuuと一緒にしておけば、まるっきり泣かなくなったことだ。
これは、予定通り。

そして、さらに、安心できるのか、草の食べる量も多い気がする。
今まで、一人でいたら寂しくて草を食べるどころではなかったのが、Fuuと一緒にいるので、延々と草を食べ続けているのである。
正午近くから午後あたりには、さすがに腹が満タンすぎて食べられないようだが、夕方には、食欲戻り、全く止まらないほどに食べている。

それは、Fuuも同じで、OPERAほど腹に入らないらしいが、相当な量を食べまくる。
今までは、囲いの中で暮らしていたので、広大な場所で、いろんな種類を食べ放題という経験がないようで、とにかく食べて食べて食べまくる。

うちの山に、食べても食べても減らないほどの量の草や木の葉があるとはいえ、これで子供が生まれたりでもしたら、ハゲ山になるのも時間の問題なのではないか?
そう思えてしまうほど食べまくっている。
除草隊としては、本当に頼もしいのだが、面倒な問題も。

やはり、ロープが面倒である

とはいえ、絶対に解くことはできない。

ヤギたちにたらふく食べさせるために、これを解決するには、巨大な囲いしかないのだが、現実に考えて、そんな巨大な囲いは作れない。
そうなると、電柵で囲むということになるが・・・

一般的には、電柵で囲めば、そこから出て逃げていってしまうことはないらしい。
それに、ヤギは集団で行動するため、OPERAとFuuの親やぎが電柵から出なければ、子ヤギがたとえ電柵から出たとしても、また親のもとへ戻ってくるはずである。

来年の春に、ヤギの子供が生まれる予定

OPERAとFuuの子供が生まれるとしたら、5ヶ月後の4月頭である。
その時には、ヤギ小屋の増築と、ロープなしで電柵で囲う放牧が必要になってくる。
楽しみでもあり、不安でもある。

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