今日は、1月31日（土）
土曜日なのに、フラフラとセミナーに出掛けられるのは、
いいスタッフに恵まれているからなのです。
みんな頑張ってるかなぁ。今日、ちょ～寒いし。
と、のんきな社長。
ALIA Markこと、永田昌徳です。
さて、事の始まりは、
1通のEメールから。
「メガネのパリミキ」というお店がありますが、
2年前にレーシックをやって、目の手術をする前まで、
渋谷のパリ・ミキでコンタクトを買っていたんです。
その時に「メール会員」というのに入会。
安くなる代わりに、定期的にDMを受け取るというやつ。
レーシックを受けてから、メール配信を停止していたつもりだったが、
3ヶ月に1度程度、メールが来ていた。
「まあ、たまにしか来ないからいいか」ってことで、
ほおって置いたのですが、
先日、こんなメールが来たんです。
パリミキ渋谷店からのお知らせです。
ミキは、メガネ、コンタクトの販売以外にもいろいろな研究活動を行なっています。
今回それらの一部の活動として「脳と創造性のセミナー第２回」(純粋な学術講演で、販売等を目的としたものでは一切ございません)を１月３１日（土）銀座で、１３時より開催いたします。
今回若干の席が空きましたので、一般の皆様も無料でお聴きいただけます。
脳科学分野にご興味があり、ご参加希望の方はmasanori*****@paris-miki.***までご連絡ください。
詳細は"ニューロクリアティブ研究会"でご検索くださるようお願い申し上げます。
---------------------------------------------------
んっ？
なんだ、眼鏡屋なのに「脳と創造性・・・」
う～ん、なんなんだ。
なんか、裏があるのか？
でも、1つだけ気になったことが、
＞ご参加希望の方はmasanori.*****@paris-miki.jpまでご連絡ください。
masanoriという文字。
僕と同じ名前じゃないか？
同じ名前だし、信用して行ってみるか。
ということで、「同じ名前」というだけで行ってみました。
12:30頃着くと1番ノリ。
一番前の席を陣取ります。
この一番前というのは、結構掛けで、
ウトウトしたときに、眠れないんですよね。
しかし、オヤジのハゲ頭が前に来てしまうよりは遥かに良いので、
ほとんどの場合、一番前に陣取ると決めています。
講師陣は、普段あまりお目にかからない方々。
東京大学名誉教授 小林登教授
東京大学大学院教育学科研究科 教授 多賀厳太郎教授
お茶の水女子大学理学部大学院 教授 室伏きみ子教授
「教授」と呼ばれるような人達には、
ほとほと縁がないと思ったけど、
なかなか興味深い話が聞けました。
おもしろい！と、思ったことを少し書きましょう。
・生後5ヶ月頃に、脳細胞やニューロンが急激に減少する。その後、急速に増加する
この5ヶ月頃の急速な減少というのは、
「いらない細胞やニューロンが死滅する」ようですが、
「いる」「いらない」というのを、
生後5ヶ月までの間で判断していると言うことです。
ともすれば、かなり、この5ヶ月間は重要な期間だと言うことが分かります。
まあ、いつでも重要なんですけどね。
・愛情を受けずに育った子供の成長は遅い
身長や体重に顕著に表れるというのが、
興味深いところでした。
ずーと、愛情を受けないと、
ずーと、成長が止まってしまうわけです。
「・・・もしかして、背が低い人のほうが愛情が少なかったとか？」
ともおもいましたが、どうなんだろう？
・施設で育っても、愛情に恵まれていれば成長に支障はない
これは、新たな発見でした。
しっかりとデータで証明されているので、
間違いはないでしょう。
いずれ、孤児院をやろうと思っている僕にとっては、
重要なデータです。
これで、親のいない子でも支障なく育てられる1つの確信が持てました。
・ストレスフリーで育つより、軽いストレスの中で育つ方が良く育つ。ストレス耐性も高い。
やっぱり！
現在、家庭の事情が良くなくて、子供が愛情を受けない家庭や虐待を受ける子供などが多いですが、
反対に、一人っ子で両親の愛情をあふれるほど受けていて、
家族の中心に子供がいる家庭と、
両極端に分かれている傾向が強いですよね。
ALIAに来店される家族のみな様は、後者。
あふれすぎるほどの両親の愛情に、
子供は「自分中心に世界が回っている」と思ってしまっています。
こうした家族に触れるたびに「大丈夫かなぁ」と心配になるのです。
そこで、室伏きみ子教授に相談してみました。
すると・・・「それは最悪のケースです」と、キマシターーー！
多くの場合、学校に通っても集団生活がうまく行かず不登校になり、
親に反抗するようになり、どんどん孤立してしまい
「ひきこもり」「うつ」などになってしまうとのこと。
だそうですよ。過保護な親の皆さん。
と、いうことで有意義なセミナーだったのですが、
セミナーのあとに、おもしろ事態が待っていました。
このセミナーへ来たのは、このためだったのか？
続きは、また後で。