「あなたは嘘つきだ!」と面と向かって言われたら、なんと答えるか?
この答えには、2つのパターンがあります。
2つしか無いと言っても過言ではありません。
1つ目のパターンは・・・
「私がいつ嘘をついたと言うのですか?」
2つ目のパターンは・・・
「それは悪かった、つい出てしまったかもしれません」
言い方は違えど、内容はこの2つです。
1つ目のパターンは、自分は嘘なんてついていないと主張しています。
2つ目のパターンは、嘘をついてしまった(かもしれない)ことを認めて誤っています。
さて、嘘つきはどっち?
簡単にわかると思いますが、
1つ目のパターンの人たちが嘘つきです。
では、なぜそうなるのか?
嘘つきでない人は、日々「嘘をつかないように気をつけている」のです。
しかし、嘘つきの人は、嘘をつかないように気をつけているはいません。
だから、2つ目のパターンでは、気をつけていたけど、何気なく出てしまったかもしれないので、認めて誤っているのです。
嘘つきの人たちは、嘘をつかない人が努力によって嘘をつかないようにしていることを知りません。
人は、自己中心的な存在です。
なにも意識しなければ、自分の都合の良いように物事を考えるのは仕方のないことです。
だからこそ、自らを戒めて、嘘をつかない努力をしていかなければ、知らず知らずのうちに、人を傷つけ、欺き、陥れてしまう可能性があるのです。
もしも、「あなたは嘘つきだ!」と言われて、怒りや弁解が出るようでしたら、あなたは嘘つきです。嘘をつかないように細心の注意を払い、努力をしてはいないでしょう。
人に誠実に生きるとは、誠実に生きようとする心掛けと努力が必要なのです。
なにもせずに、聖人のように生きることはできません。
僕は、そう思うのです。
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