ようやく、餅がくっつかないで焼くことが出来たゾ

今思うと、別に当たり前すぎることだったが、今の今まで、46年間気がつかなかった。

餅を焼く時に「クッキングシート」を使えば、くっつかないことを。

洋菓子には、クッキングシートを使うのに、和菓子には使わない。
なんだか、そんな固定概念があり、今まで、餅を焼くのには、アルミホイルを敷いて焼いていた。

それでも、今までは、さほどくっつくことはなく、まあ、ちょっとくっついちゃうくらいで、特に不便さを感じなかったため、その習慣を46年間変えることはなかった。

ちなみに、僕は、餅好きである!

とはいえ、いつもつきたてのお餅が食べられるということはなく、ほとんどは冷凍した餅を焼く。
焼く手段は、東京生活の時は、魚焼きグリル。
山に来てからは、炭火やストーブ、そして、何十年ぶりかに買ったトースターだったりする。
最近は、トースターで楽に焼くことが多かった。

スーパーで買ってきた餅を焼くと、アルミホイルでも対してくっつくことがない。
しかし、正直、美味しくはない。

そこで、ネットで調べてみると「つきたて餅、即日発送!」という、いかにも美味しそうな餅を発見。
早速、注文してみた。

整然と並べられた、丸もち60個が届いた。
お値段、4,200円・・・高け〜
でも、これも、実験。本当に、高い餅はうまいかどうか?

<写真の餅は、すでに凍らせてあったもの>
<到着時は、つきたて餅が、ビシッと綺麗に並んでいた>

早速、トースターに入れて焼いてみる。
その時は、餅の下にアルミホイルは敷かず、そのまま焼いた。

すると・・・

ビヨーーーーーーん、下に垂れ下がっているではないか!
餅が柔らかすぎるぅ。

ちなみに、僕は、米粒の形が残っているくらいが好きなのだが、送られてきた餅は、しっかり、がっつりつかれている餅だった。

そこで、次は、アルミホイルを敷いて焼いてみた。

すると・・・

ベッチョリ。
アルミホイルにくっ付いた。
まったく取れない。
結局、焼けた部分が剥がれてしまう。

これでは、餅を食べるという楽しみを超えて、焼くという苦痛が待ち構えていることになってしまう。

何をどうしても、この柔らかつきすぎ餅を攻略できないでいた。

そこで、フッと思い出した。
洋菓子などには、クッキングシートを使うではないか!

そう、僕もオーブンレンジでパンを焼く時には使っていた。
洋物には使っても、和物に使ったことはない。

早速、やってみた。
クッキングシートが焦げてくる。
箱には「グリル」と書いてあるのだから、トースターでも大丈夫だろうと思い、じっと見つめること5分。

ちょいっと、餅を上げてみると・・・おお、くっ付いてない。
成功だ。

この成功の後、順番が逆だが「くっつかない餅の焼き方」で検索してみると、パンを焼く時と同様「予熱する」ってことが出てきた。
なんだ、そうか。
また、結局、パンを焼く時と同じように考えればいいだけだったのか。

さらに、醤油を垂らすと、その部分が先に膨らんでくっつかないというのもあったので、実はやったのだが、丸もちでは下に垂れてしまい、その点では失敗。
ただし、醤油が垂れてもクッキングシートにはくっつかなかった。

他の記事には、クッキングシートのことも書いてあった。
250度以上で20分以上やると燃える。とのこと。
でも、餅は20分も焼かない。
せいぜい6、7分も焼けば十分だ。

ってことで、

これからはクッキングシートで決まりである。

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