以前、便槽ファンの交換をしたが、今度は、トイレ内についている換気扇の交換をした。
あまり使っていなかったとはいえ、20年近く前の換気扇では、音もあるし、きっと、換気能力も下がっているのではないかと思ったからだ。
さて、今までの人生において、トイレの換気扇の交換など、当然やったことはないが、先日の、意を決した倉庫の換気扇取り付けと比べれば、朝飯前程度の作業である。
しかし、一発目にトイレの換気扇の取り替えをやらず、より大変な作業である、倉庫の換気扇設置を先にやったことはよかった。
なぜか?
倉庫の方は、倉庫自体が単純な作りになっていて、配線などもむき出しになっているため、原理がわかりやすかった。
なので、何をいじれば良いかがみるだけで把握できたため、作業自体は大変だが、何をすれば良くて、何をしたらダメなのかと言うことには、悩まなかった。
だが、小屋の方の換気扇は、小さなトイレファンだが、すでに完成されている状態で、壁もあって配線や換気扇の奥の状況は見えない。
なので、今までの人生においても、古い物件などは、「換気扇がうるさくて変えたいなぁ」と思ったことがあったら、「とても自分では出来ない」と思っていたのだ。
しかし、原理がわかれば簡単なこと。
換気扇本体が、排気される部分にくっついていて、枠に支えられ、電源コードがACに繋がっていると言うだけの話だ。
そうなると、トイレの換気扇など、蓋とネジを外して、コードをつなぎ変えれば出来上がりという単純な作業で終わる。
換気扇の取付・交換で、とっても役に立ったアイテムを紹介したい。
100円ショップDAISOのニッパーである。
このニッパー、買ってから、まだ針金一本も切ってない。いや、切ってないのではなく、切れてない。
すごーく、ほそーい、針金一本たりとも切れないのだ。
これを、ニッパーといって売っていては・・・詐欺だろ。と、大真面目に思う商品なのだ。
このことを人に言うと、「刃物だけはちゃんとしたものを買わないと」と言われるが、とっても、身に染みた商品なのである。
さて、このニッパー、お払い箱かと思っていたのだが、思わぬところで出番が来た。
換気扇の電源コードは、プラグがついていて、コンセントに差し込むのではなく、コードをつなぎ合わせないといけない。
そこで、使用する部材が、写真でニッパーが掴んでいる小さな筒。
ここに、つなぎ合わせたい二本の導線を入れてかしめるのだが、うちには、かしめる道具がない。
そこで、このニッパーの登場だ。
ペンチやプライヤーでは、面が広すぎてかしめるのには適さない。
出来るだけ、かしめる面積が狭い方がいいのだが、通常のニッパーでは、部材自体を切断してしまう可能性がある。
しかーし!
DAISOニッパーは、その点では、とっても安心・安全が保証されたニッパーである。
絶対に切れないのだ。
と言うことで、おもいっきり力を入れてかしめてみた。
「おっし!、切れてなーい」
「なんどやっても、切れてなーい」
全くもって、何も切れない。
ス・バ・ラ・シ・イ
そんなわけで、素敵な、切れないDAISOニッパーのおかげで、工事は無事に終了できたとさ。
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