この山の、メインのヒノキ林。
とうとう、4割くらいは切った。
くーっ、やっとここまできたぞ。
この林があることで、今の時期、南から西にかけての日光が全く当たらないのだ。
でも、全部切るのは、本当大変。
はじめは、全部切ろうかと思っていたけど、今は、ちょい諦めモード。
特に、谷間は倒しても、木を引っ張り出すことが出来ないっぽいし、東側に建物がある部分は、屋根にゴッツンコしそうだし、厄介なところも多いわけなんだな。
とりあえず、4割ほどは、やったぞ!ってことで、記念撮影。
実は、しばらく、写真を撮るのに苦労していたのだ。
なぜなら、コイツを置き去りにしてしまっていたから。
Wクリップ
木につけて撮影したまま、置き去りにしてしまっていたのを、昨日やっと救出しに行ってきた。
これ以外にも、山に置き去りにしてきたり、落としてきたりしたもの多数なんだけど、ま、忘れっぽいってのはあるが、忘れるときっていうのが、共通した出来事があるのです。
それは、
「うぁっ、あぶねー、ふぅ〜」
と言う出来事があると、一瞬にして忘れるのです。
全神経と能力となんだかんだが、すべて「生存」の一点に集中するんでしょうね。
人間って、いや、動物も植物も、なんでもそうだと思うんですが、スゲーっす。
つーことで、忘れることも、一つの能力なのでありますな。
こうして、切った木を見てみると、今までの人生で、これほど木に接したことは、きっと、ないですね。
たぶん、原宿にある代々木公園が、最も木に接した場所だったんじゃないだろうか?
もっと壮大な森林が、隣の明治神宮にありますが、木に触れたり、よっかかったり、登ったりは出来ないので。
写真を見ると、木が連なっている中の、左っ側に、ほっそいのがありますが、こんなにほっそい木でも、以前は、とっても貴重な木材でしたが、今では、「あっても意味ないので切っちゃう」くらいの勢いで切っちゃう程度になってしまいました。
本当は、あったら意味あるし、ちゃんと使えるんですけどね。ほっそいのは、皮むきが大変で・・・
ヒノキは、ヒノキチオールと言う物質が出ているようなんですが、これが、精神を落ち着かせたりする効果があるそうなんです。
大卒でも、全然就職できないという韓国では、子供部屋を、総ヒノキ造りにしたりして勉強の効率をあげたりとかしているそうなんです。
それも、最も良いのが、日本産のヒノキだそうで、日本の山ごと買われているらしいのです。
それはさておき。
僕も、毎日、ヒノキチオールにまみれているので・・・勉強できるようになるかなぁ。
-----